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読売新聞からhttp://www.yomiuri.co.jp/world/news/20060120i216.htmより引用
「統一イラク同盟」が第1党獲得…最終開票結果
【カイロ=柳沢亨之】イラク独立選挙管理委員会は20日、昨年12月15日のイラク国民議会(定数275、任期4年)選挙の最終開票結果を発表した。
それによると、移行政府与党でイスラム教シーア派政党連合の「統一イラク同盟」が128議席を獲得して第1党となり、勝利した。フセイン政権崩壊後のイラクで初めて誕生する本格政権は、シーア派主導の政権となることが確実になった。
移行政府の連立与党であるクルド人会派「クルド同盟」は53議席で2位。今回選挙で初めて本格的に政治参加したイスラム教スンニ派の主要政党連合「イラク合意戦線」は、44議席を獲得して3位に食い込んだ。
選挙戦で統一同盟と激しく対立したアラウィ暫定政府元首相率いる世俗派「イラク国民リスト」は25議席で、事前予想に反して惨敗した。反米色が強い別のスンニ派政党連合「国民対話イラク戦線」は11議席を獲得し、第5勢力となった。
移行政府で連立与党を組む統一同盟とクルド同盟の議席数が計181議席で、大統領選出に必要な全議席の3分の2に満たなかったため、3派連立を軸に駆け引きが活発化するとみられる。
(2006年1月21日1時16分 読売新聞)