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□テープの声は「ビンラディン本人」 米CIAが分析で確認 [アルジャジーラ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1649490/detail
テープの声は「ビンラディン本人」 米CIAが分析で確認
【アルジャジーラ特約20日】「テープの声はウサマ・ビンラディン本人の声」―。アルジャジーラが19日に流した録音テープの声の主について、米中央情報局(CIA)当局者は同日、分析の結果、「声の主がアルカイダのウサマ・ビンラディン本人の声に間違いないと判明した」と明らかにした。
ビンラディン本人の声と断定されたのは、2004年12月に放映されたビデオテープ以来で、ビンラディンはその際、イラク選挙のボイコットとザルカウィ(イスラム教スンニ派武装組織の指導者)のイラク担当副官任命を明らかにした。
今回の録音テープの中でビンラディンは、「対米攻撃の準備完了」を通告すると同時に、「(米軍との)長期停戦」を呼び掛けた。
同テープに関し、CIA当局者は匿名を条件に「技術的分析を重ねた結果、声の主はビンラディン本人であるとの結論に達した」と明らかにしたが、結論を出した根拠については言及しなかった。
一方、今回のテープを流したビンラディンの意図について、軍事専門家のジェレミー・ベニー氏は「ビンラディンは停戦を呼び掛けることで、和平を求めている姿勢を示し、加えて政治家的な姿勢を打ち出そうとした」との見方を示した。
同氏は続けて、「ビンラディン側は対米攻撃を実行しようと思えば、いつでも可能と誇示するとともに、組織の結束も示している」と分析している。
また、元米政府職員で反テロ政策を担当していたリチャード・クラーク氏は「今回のテープで最も重要なのは、ビンラディンの生存がはっきりしたことだ」とした上で、「テープ中の新味は彼らが対米攻撃を計画している点だ」とも指摘した。
停戦呼び掛けについてクラーク氏は「アラブ諸国やイスラム教徒を意識して行ったのだろう。ビンラディンは世界の動きを巧みに読み取れる人物でもある」と分析している。(翻訳・ベリタ通信=志岐隆司)
2006年01月20日17時12分