★阿修羅♪ > 戦争77 > 721.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
□イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2006/01/16
http://blog.mag2.com/m/log/0000169265/106868695?page=1#106868695
――――――――――――――――――――――――――――――――――
□□■□□□□□□■□□□□□□■□□□□□□■□□□□□□■□□□
イラク・レジスタンス・レポート Iraqi Resistance Report 日本語版
編集&発行 山本史郎/イラク情勢ニュース
webサイト
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
□□□□■□□□□□□■□□□□□□■□□□□□□■□□□□□□■□
――――――――――――――――――――――――――――――――――
2006/01/19 (木)
※ きょう紹介する主な内容 ※
2006年1月16日付
◇ハバニヤの米軍基地に向かう道路上で米兵2人死亡
◇ファルージャ: 高性能爆弾が米軍装甲車を襲う、8人死亡
◇米軍が新たな攻勢に際してファルージャ封鎖
◇前夜、1時間の銃撃戦で米兵2人死亡
◇ラマディ: 米軍に協力する部族指導者が暗殺された
◇バドル旅団から脅迫され元警察長官が国外へ
◇ムシャハダ: 米軍大型ヘリ・チヌークを撃墜
◇タリミヤ: ムジャヒディン組織がアパッチ撃墜を声明
--------------------------------------------------------------------
□イラク・レジスタンス・レポート 1月16日 月曜日
■Iraqi Resistance Report for events of Monday, 16 January 2006
--------------------------------------------------------------------
http://www.albasrah.net/en_articles_2006/0106/iraqiresistancereport_160106.htm
◆アンバル州 Al-Anbar Province
◇ハバニヤの米軍基地に向かう道路上で米兵2人死亡
Two US soldiers reported killed on road to US base in al-Habbaniyah
イスラム・メモは16日午後4時30分(メッカ時間)の速報で、バグダ
ッド西方約85キロに位置するハバニヤ町の南西において、米軍基地に向か
う路上で米軍車列をイラク・レジスタンスの爆弾が襲ったと報じた。
ハバニヤ在住のイスラム・メモ通信員は、米軍ハンビー数台からなる車列
近くで爆弾が破裂して1台を使用不能にし、米兵2人を死亡、別の1人を負
傷させたとレポートした。
◇ファルージャ: 高性能爆弾が米軍装甲車を襲う、8人死亡
High-yield Resistance bomb rips through US armored vehicle
イスラム・メモは16日午後7時50分の速報において次のように伝えた
−−現地時間16日午後2時、ファルージャ市の南アミリヤト・アル・ファ
ルージャ地区にある住居ビル近くで、イラク・レジスタンスの高性能爆弾が
アメリカ軍車列そばで破裂した。
アミリヤト・アル・ファルージャ在住のイスラム・メモ通信員は、目撃者
の証言として、米軍戦闘車両12台で編成される車列のすぐそばで爆弾が破
裂し、そのうちの1台を完全に破壊したと報じた。目撃者の話によると、爆
発のあと車両は長い時間燃えつづけ、乗組員8人のメンバーのなかで爆発後
に車から出てきた者は1人もいなかったという。
この爆弾攻撃のあと、米軍車列は停止して米兵が道路を封鎖した。30分
ほどして米軍ヘリが到着し、戦闘車両の残骸と死傷者を後送した。
◇米軍が新たな攻勢に際してファルージャ封鎖
US seals off all-Fallujah as US troops arrive for new offensive
イスラム・メモは16日午後5時10分の速報において、ファルージャに
駐留する傀儡(かいらい)イラク軍の広報官ナヒ・アル・カビが同日朝に行
政府ビルでおこなった記者会見で、既にファルージャで作戦にあたっている
米軍およびイラク軍を補強するために、米軍の増援部隊1000人が2〜3
日以内に市内に到着することになっていると語った。ここ数日、アメリカ軍
とイラク軍は市内のイラク・レジスタンスに対して大規模な作戦を遂行して
いる−−広報官が話した。
その記者会見に出席したイスラム・メモ通信員は、米軍部隊の増強は市内
の「安全確保」を強めるためだとアル・カビが語った伝えた。
アル・カビはさらに、レジスタンス戦士(彼はテロリストと呼んだ)が四
方の道路からファルージャに入り込んでいるという情報を米軍および傀儡軍
がつかんでいると話した。これらの戦士が地元の愛国者たち(アル・カビは
「気の弱い」地元住民と呼んだ)を糾合し、米軍および傀儡軍に武力攻撃を
おこなっているという。
ファルージャ市内でレジスタンスの活動が活性化しているのに対して、米
・イラク軍の増援部隊はレジスタンス戦士とその支援者を捕まえようと、市
内の全地区、全戸への急襲・捜索作戦を計画している−−アル・カビが記者
会見で話した。
16日朝の記者会見では、ファルージャ住民に対する逼迫した攻撃につい
てアル・カビはそれ以上の詳細を明かさなかった。しかしイスラム・メモの
通信員は、4ヶ所の市入り口全部が16日の夜明けに閉鎖され、地元住民が
市から出ることも入ることもできなくなっていると書いた。記事を書いてい
る時点で、ファルージャ市は封鎖されたままである。
◇ファルージャ: 前夜、1時間の銃撃戦で米兵2人死亡
Two US troops reported killed in hour-long gun battle in al-Fallujah
15日夜、ファルージャ南部でイラク・レジスタンス戦士と米占領軍との
あいだに激しい戦闘が勃発した−−イスラム・メモが16日午後2時20分
の速報で伝えた。
イスラム・メモの通信員は傀儡イラク警察関係者の証言として、軽・中量
兵器で武装したレジスタンス戦士がファルージャ南部のナザレ地区で米軍パ
トロール部隊を待伏せ攻撃し、1時間ほど続く銃撃戦になったと伝えた。
待伏せ攻撃とその後の戦闘で、米軍パトロール部隊の車両は甚大な損害を
受け、米兵2人が死亡、4人が負傷した。レジスタンス戦士が現場から立ち
去る前に、戦士1人が死亡、もう1人が負傷した。
米軍はこのあと市内で厳しい治安措置を講じ、ファルージャ市内に重装備
のパトロール部隊を送り込んだ。彼らはまた市の出入り口にも厳重な態勢を
とっている。
◇ラマディ: 米軍に協力する部族指導者が暗殺された
Collaborationist tribal leader assassinated in ar-Ramadi
イスラム・メモは16日午後4時45分の速報において、バグダッド西方
約110キロに位置するラマディから次にように伝えた−−武装した男たち
が16日、スンニ派大部族の部族長に1人ナスル・アブダル・カリム・アル
・ファハダウィ師を追悼集会から出てきたところで暗殺した。
イスラム・メモの通信員は、アル・ファハダウィ師が占領軍と交渉してい
る地元の最重要人物だったとレポートした。彼は最近、米占領軍が設立した
傀儡軍と傀儡警察に志願するよう住民に要請していた。米軍部隊を市中心部
からラマディを包囲する米軍基地に引き上げさせることになるとして、彼は
そのような現地での協力を正当化しようとしていた。
ラマディ総合病院の医療関係者は、ナスル師が胸と頭に数発の銃弾を浴び
ていて、救急車が病院に到着する前に死んだことを確認した。
◆バグダッド Baghdad
◇バドル旅団から脅迫され元警察長官が国外へ (要旨)
Former head of puppet police in Baghdad flees to another Arab country
匿名の「イラク内務省」高官の情報によると、傀儡警察のバグダッド本部
長を数日前に解任されたアブダル・ラザク・アッ・サマッライは、バドル旅
団がイランの支配化にあり、スンニ派イラク人を排除し傀儡政府の全事務所
から一掃するために働いていると述べた発言のために、バドル旅団から彼と
家族の生命を脅かされた。アブダル・ラザク・アッ・サマッライは避難生活
をするために、家族を連れて他のアラブの国に逃亡した。
◇アブ・ヌワース通りの爆弾で外人傭兵3人が負傷
◇市南東部: レジスタンスの爆弾が傀儡軍の車列を襲う
◇ヤルムーク: 傀儡警察を狙ってレジスタンスが爆弾攻撃
◇市南部: レジスタンスの爆弾で米兵2人死亡
◇タハリール広場: レジスタンスの待伏せで傀儡軍に死者
◆サラハッディン州 Salah ad-Din Province
◇ムシャハダ: 米軍大型ヘリ・チヌークを撃墜
Resistance rocket brings down US helicopter over al-Mushahada,
reportedly killing crew
イスラム・メモは16日午前11時の速報において、16日朝、バグダッ
ドの真北にあたるムシャハダ上空でイラク・レジスタンスが米軍ヘリを撃墜
したと伝えた。
イスラム・メモ通信員は攻撃を見たムシャハダ住民の証言として、レジス
タンス戦士がヘリを狙って携帯式対空ミサイルを発射したとレポートした。
ミサイルは米軍ヘリに直撃し、その爆発でヘリは即座に墜落した。
米軍は墜落現場を包囲し、攻撃を受けて死亡した搭乗員の遺体を回収、残
骸を搬送した。ロイター通信は、米軍司令部が墜落を認めたが、搭乗員の消
息についてはまだ言及してないという速報を発表した。アルジャジーラ衛星
テレビによると、アメリカ軍の発表はヘリの2人の乗員に言及した。
クドス・プレスは、米軍ヘリ1機がイラク・レジスタンスによってムシャ
ハダの上空で撃墜されたと認めた米軍の声明を報道した。アメリカ軍の声明
は、撃墜されたヘリが大型のチヌーク改良型だと述べた。地元住民はクドス
・プレスに、米軍はヘリが墜落した一帯を完全封鎖し、地元住民のいっさい
の動きを禁止したと話した。また別のヘリが現場周辺の上空を飛び回り、ヘ
リを撃墜したレジスタンス戦士を捜索した。
ヘリに乗っていた「大勢」のアメリカ兵がこの攻撃で死んだ−−その地域
の住民の証言をクドス・プレスが伝えた。1人の目撃者は、レジスタンスの
発射したミサイルが米軍ヘリに命中、火の玉となって地上に激突したとき、
ヘリはバグダッド北部のタジ郊外にある米軍基地に移動する海兵隊兵士を満
載していたと話した。
その後、午後10時10分の速報において、イスラム・メモはイラク人レ
ジスタンス組織であるサラハッディン・アイユビ旅団が撃墜したと発表した
ことをレポートした。AFP通信によると、サラハッディン・アイユビ旅団
はウェブサイト上で16日朝の7時にムシャハダ地区でミサイルによって米
軍ヘリを撃墜したと発表した。
◇タリミヤ: ムジャヒディン組織がアパッチ撃墜を声明
Jaysh al-Mujahideen Resistance group takes responsibility
for downing American Apache helicopter
イラク・レジスタンスの組織ジェイシュ・アル・ムジャヒディン(ムジャ
ヒディン軍)は、彼らの戦士たちが携帯式ミサイルを使ってタリミヤ上空で
アパッチ米軍ヘリを撃墜したと述べたコミュニケをタリミヤにあるモスクで
配布した−−イスラム・メモが16日午後4時55分の速報で報じた。
タリミヤ在住のイスラム・メモ通信員は、レジスタンス戦士が対空ミサイ
ルを発射したとき、アパッチ米軍ヘリ2機はタリミヤ市上空で偵察任務にあ
たっていたという地元住民の証言を伝えた。ミサイルはアパッチを直撃して
墜落させ、乗組員2人を殺したと目撃者が話した。
衛星TVアルジャジーラは、ムジャヒディン軍のインターネット声明には
タリミヤ上空のアパッチにミサイルが発射される場面のビデオも含まれてい
たと報じた。ヘリが火の玉となって燃え、次には地上に激突する場面が見
られ、煙のあとが残されていた。
◇バイジ: 爆弾攻撃で米兵3人死亡
◆ディヤラ州 Diyala Province
◇ミクダディヤ: 傀儡警察をレジスタンス戦士が待伏せ攻撃
◆タミン州 At-Ta’mim Province
◇キルクーク: 傀儡警察指揮官の助手が暗殺された
――――――――――――――――――――――――――――――――――
□□□□■□□□□□□■□□□□□□■□□□□□□■□□□□□□■□
オリジナル(英字):
http://www.albasrah.net/moqawama/english/iraqi_resistance.htm
英語への翻訳・編集 Muhammad Abu Nasr
日本語版はイラク情勢ニュース(URUK NEWS)のコンテンツです
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/
メール宛先 uruknewsjapan@ybb.ne.jp
□□□□■□□□□□□■□□□□□□■□□□□□□■□□□□□□■□
――――――――――――――――――――――――――――――――――
読者登録/解除は右から http://www.mag2.com/m/0000169265.html