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ドイツの諜報機関が、中東で「任務」に当たるモサドに、ドイツのパスポートを提供していた(Haaretz)
1月17日付のイスラエルの日刊紙Haaretzによりますと、ドイツの諜報機関BNDが中東で任務を行うモサドのスパイにドイツのパスポートを渡していたことを、ドイツの新聞Koelner Stadtanzeigerが報道した、ということです。
この新聞の報道では、中東のどこの国とは書かれていないようですが、BNDはモサド・エージェントが「ドイツのパスポートを用いて中東の複数の国々で秘密の活動を行うことができるように取り計らった」ということです。
BNDの広報官はモサドへの協力は認めたものの、パスポートの手配に関しては返答を拒否しました。Haaretzによりますと、モサドとドイツの諜報機関は1950年代から協力関係にあります。
モサド・エージェントが他国のパスポートを用いて諜報活動を行っていたことが発覚したことは過去に2回あります。最初は1996年にヨルダンでハマスのリーダーKhaled Meshalを暗殺しようとした際で、このときにはカナダのパスポートを持っていました。次は2004年にニュージーランドの偽造パスポートを持っていたことが発覚してオーストラリアで逮捕されています。(Haaretzは「偽造」とは書いていませんが。)
(参照)
http://www.asyura2.com/0406/war57/msg/983.html
ニュージーランド、モサド・偽造ニュージーランド・パスポート手配事件、国外逃亡の男はイスラエル外交官
http://www.asyura2.com/0502/war66/msg/1239.html
ニュージーランドに偽造パスポートで潜入したモサド工作員が”やっと”訴えを取り下げた【NZヘラルド】
そして、非常に重要な点なのですが、Haaretzは『以前の事件ではモサドが非合法にパスポートを手に入れ関係国の承認を得ずに使用していた(要するに偽造じゃねえか!)のとは対照的に、今回の場合はドイツとイスラエル間の相互協力として、ドイツの諜報機関が自ら進んでパスポートを提供した』と書いています。
「中東の国々」には当然イラクやイランも含まれるのでしょう。ドイツが裏でイラク戦争にきっちり参加していたことの裏付けの一つになりそうです。
(参照)
http://asyura2.com/0601/war77/msg/640.html
ドイツの情報機関はイラク攻撃を支援したのか? [非公式情報 第188号]
この国際不正事件からいくつかの疑問が思い当たります。
第一に、ドイツの国家主権を蹂躙するほどの強引さで諜報機関を利用できるようにするために、「ホロコースト産業」がこれまで散々に利用されてきたのではないのか、ということ。
次に、英国やフランスでの「ネオナチ」が、警察諜報権力やユダヤ人による自作自演だったことが発覚するという事件がこれまで少なからず知られていますが、ドイツにおける「ネオナチ」運動や西ドイツ時代のバーダー・マインホフ・グループのような「左翼過激派」セクトの組織化に、モサドやドイツの諜報機関などが関与している可能性もあるのではないか?
さらに、9・11事変の“悪役人形”たち、とりわけモハメド・アッタなどがドイツにアル・カーイダの活動拠点を設けていた云々、という話は、モサドとドイツ諜報機関がデッチ上げた“おとぎ話”だった、あるいはアッタらがこの連中に雇われていたのではないのか、といった点です。
実際にモハメド・アッタはどうやらモサドとは浅からぬ付き合いが合ったらしく、フロリダではモサドのエージェントと同じ通りに住んでいたようです。
(参照)
http://www.whatreallyhappened.com/atta.html
Muhammad Atta Sr is in the center of the media storm
http://www.chroniclesmagazine.org/Chronicles/August2003/0803CIA.html
Israel and the September 11 Connection by Justin Raimondo
http://www.thornwalker.com/ditch/snieg_canadian.htm
Questions you'd better not ask in Canada
以下にHaaretzの記事を貼り付けておきます。
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http://www.haaretzdaily.com/hasen/spages/671448.html
Last update - 12:54 17/01/2006
Report: Germany provided passports to Mossad agents
By Yossi Melman, Haaretz Correspondents
The German Federal Intelligence Service (BND) has provided the Mossad espionage agency with German passports used for carrying out missions in the Middle East, the German newspaper Koelner Stadtanzeiger reported Saturday.
The paper quoted a former senior official in the German intelligence service as saying that Mossad agents used German passports for undercover operations in Middle Eastern countries, which he did not name.
A spokesman for the BND confirmed that his organization is cooperating with the Mossad, but refused to respond to the reported information that the organization supplied the Mossad with passports.
The Mossad and the German intelligence service have been cooperating since the 1950s, and according to previous reports published on the matter, the German intelligence service had supplied the Mossad with passports and other documents.
The report comes in the wake of two affairs in which Mossad agents had been caught using or trying to use foreign passports. The first was the 1996 attempt to assassinate Hamas leader Khaled Meshal in Jordan, in which the agents used Canadian passports. In the second affair in 2004 Mossad agents tried to get hold of a local passport in New Zealand.
However, in the current report the German intelligence service provided the passports of its own will and as part of the cooperation between Israel and Germany, in contrast to the previous incidents in which the Mossad tried to get hold of the passports illegally and without the authorization of the countries involved.