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横須賀の強殺、米司令官ら「雨降って地固まる」と謝罪
2006年01月18日23時36分
神奈川県横須賀市で女性(56)を殺害し、所持金を奪ったとして、米空母乗組員ウィリアム・リース容疑者(21)が強盗殺人容疑で逮捕された事件で、ジョナサン・グリナート第7艦隊司令官とジェームズ・ケリー在日米海軍司令官が18日、日本国民と横須賀市民あての公開書簡を発表した。「日本には『雨降って地固まる』ということわざがあるが、この事件が触媒の役割を果たし、日米同盟がより強くなる結果をもたらしてくれるといいと思う」などと述べている。
「雨降って地固まる」について「非核市民宣言運動・ヨコスカ」メンバーの広沢努さん(51)は「謝る側が使う言葉ではない。市民感覚が分かっていない証拠だ」と話している。
書簡で2人は謝罪して再発防止に取り組むことを約束し、「日本に駐在している海軍関係者が善良で人の気持ちがわかる人間であることを理解してほしい。彼らは有事の際には危険な場に身をさらすことをいとわない」と強調している。
http://www.asahi.com/national/update/0118/TKY200601180436.html