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フジモリ氏、大統領選の出馬不可能に…選管が最終決定【読売】
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20060115i211.htm?from=main2
【リマ=中島慎一郎】ペルーの中央選管に相当する全国選挙評議会は14日、フジモリ元大統領(チリで拘束中)の大統領選立候補を認めないとする最終決定を下し、同氏が党首を務める政党「シ・クンプレ」に通知した。
これにより、同氏が拘束の危険まで冒して目指した4月の大統領選での復権は不可能となった。今後は、チリ最高裁での身柄引き渡し審理に焦点が移る。
同評議会は、フジモリ氏が2001年に国会で、10年間の公職追放決議を受けていることを理由に立候補届け出を認めなかったリマ特別選挙評議会の決定を「支持する」との判断を下した。
一方、今月6日にチリ最高裁で始まった身柄引き渡し審理は、終了までに少なくとも半年から1年かかる見通し。同最高裁は、審理中はフジモリ氏の拘束継続を命じている。
1990年に大統領に就任したフジモリ氏は、汚職疑惑の渦中にあった2000年11月、訪日中に突然、辞意を表明。以来、日本に滞在していたが、昨年11月、極秘裏に日本を離れ、チリ入りし、ペルー政府の要請でチリ当局に拘束された。
14日の全国選挙評議会の決定で、大統領選出馬へ向けたフジモリ氏の捨て身の作戦は、完全に裏目に出たことになる。
フジモリ派幹部は14日夜からチリを訪れ、フジモリ氏に結果を報告すると共に、今後の対応について指示を仰ぐ方針。
(2006年1月15日19時34分 読売新聞)