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北朝鮮制裁 米国防総省、シュナイダー委員長が必要性強調
シュナイダー委員長(毎日新聞)10時02分更新
Yahoo!ニュースから
写真はhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060113-00000003-maip-int.view-000より、
記事はhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060113-00000003-maip-intより引用
北朝鮮制裁 米国防総省、シュナイダー委員長が必要性強調
【ワシントン笠原敏彦】米国防総省の諮問機関・国防科学委員会のウィリアム・シュナイダー委員長は11日、毎日新聞のインタビューに答え、米国の金融制裁に反発して6カ国協議再開に抵抗する北朝鮮について「追加的な制裁は選択肢の一つだ」と述べ、厳しい対応の必要性を強調した。委員長はラムズフェルド国防長官の側近としてミサイル防衛の推進などに携わっており、ブッシュ政権内の対北朝鮮強硬派の見解を示すものとして注目される。
シュナイダー委員長は、6カ国協議が昨年9月に北朝鮮の核廃棄に向けた共同声明を採択したことについて、個人的な見解と断ったうえで「北朝鮮が核問題の解決を望んでいるというのは幻想だ。北朝鮮は朝鮮半島統一に向けた政治をコントロールするために核保有が重要だと考えており、交渉により放棄するとは思えない」と言明。「6カ国協議を通した解決が好ましいが、我々はその方向に向かわないことにフラストレーションを覚えている」と述べた。
また北朝鮮による核・ミサイル関連技術の拡散にも強い懸念を表明し、これを阻止するには麻薬取引やニセ札製造などの違法行為による財政収入を断つことも一つのアプローチだと指摘。「米国は6カ国協議による問題解決の道を提供したが、北朝鮮の過去の非協調的な姿勢を考えると米国には別の外交的な手段も必要だ。追加的な制裁の可能性は選択肢として残っている」と語った。米政府内では穏健派と強硬派で北朝鮮に対する姿勢の隔たりが大きく、委員長の見解は強硬派を代表すると言える。
委員長はまた、中国の軍事力増強について、「中国指導部の何人かに聞いたが、彼らが軍事力の透明性を望まない理由は『近隣諸国を警戒させるから』というものだ」と説明。「我々は中国を敵とは見ないが、友好国の間では防衛計画の透明性を持つことが重要だ」と中国の努力を促した。
(毎日新聞) - 1月13日10時2分更新