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イラン、核技術研究を再開・ウラン濃縮施設の封印解除 【日経】
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20060110AT2M1001P10012006.html
【バーレーン=加賀谷和樹】イラン原子力庁のサイディ次官は10日、核燃料技術に関する研究活動を再開したと発表した。国際原子力機関(IAEA)はイランが中部ナタンツのウラン濃縮施設の封印を解除したと確認した。イランは「実験」と称し小規模な濃縮に踏み切る可能性があり、イラン核問題の国連安全保障理事会への付託(報告)を巡る議論が再燃する見通し。核開発を警戒する欧米諸国との緊張が再び高まりそうだ。
サイディ次官によると、封印解除にはIAEAの査察官が立ち会った。IAEA報道官は「現地査察官からの情報で報告書を作成し、10日にも理事国に配布する」と述べた。
同次官は「(ウラン濃縮を伴う)核燃料製造作業は停止しており、欧州側と近く明確な合意に達したい」と述べ、イランが月内に予定する欧州連合(EU)代表の英仏独3カ国との核協議に意欲をみせた。だが、イラン側は「英仏独との協議対象は核燃料の製造で、核研究は別の問題」と主張している。イランがナタンツの遠心分離機を使い「ウラン濃縮実験」を実施するとの観測も外交筋に根強い。 (21:48)
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