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□イラク駐留英軍が数カ月内に撤退開始 ストロー外相が言明 [アルジャジーラ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1615601/detail
イラク駐留英軍が数カ月内に撤退開始 ストロー外相が言明
【アルジャジーラ特約7日】イラク訪問中のストロー英外相は7日、イラク駐留英軍が今後数カ月以内に撤退を開始すると言明した。ブレア同首相も既に同軍撤退を表明しており、外相発言はこれをあらためて確認した。
ストロー外相は「英軍撤退は段階的に開始し、当初は(英軍が主体の)南部バスラ以外の県に駐在する部隊になる」とも明らかした。
さらに、同外相は撤退開始時期について、「イラク側が自力での治安維持に自信を持てると判断した時で、それまでにはまだ数カ月は必要だろう」との見通しを示した。
英国はイラク戦争開始以来、8000人規模の兵士を派遣し、部隊はバスラを中心にナシリヤ、サマワ、アマラに駐留、治安維持などに当たっている。
一方、昨年12月15日実施のイラク総選挙に関し、イスラム教スンニ派から不平・不満が出ていることについて、ストロー外相は「民主政治を信じるなら、敗北を潔く認めねばならない」と指摘した上で、イラクの政治家たちに総選挙の「最終結果」を受け入れるよう強く求めた。
スンニ派の政治家たちは対抗するシーア派政党が多数派を形成することに危機感を抱き、武力行使の可能性も警告している。このため、イラク各地では現在、両派が互いの信者たちを巻き込んだ自爆テロなどが発生、治安状況が一段と緊迫化している。
事態の深刻化を懸念したストロー外相はジャファリ・イラク首相とも会談し、「イラク政府と米主体の治安部隊が状況改善に向けて緊密に協調する必要性を確認し合った」とも明らかにした。(翻訳・ベリタ通信=志岐隆司)
2006年01月08日16時05分