★阿修羅♪ > 戦争77 > 425.html
 ★阿修羅♪
『男たちの大和/YAMATO』 長渕の勘違いな唄に佐藤監督も当惑(反米嫌日戦線)
http://www.asyura2.com/0601/war77/msg/425.html
投稿者 天魔降伏 日時 2006 年 1 月 09 日 05:23:32: 8b6UqhBoidy/2
 

http://anarchist.seesaa.net/article/11479312.html

日本一読まれない週刊誌、週刊金曜日1/6増刊号。今号は記事が充実。買いでっせ!

対談 佐藤純彌X森達也
『男たちの大和/YAMATO』は反戦映画か!?より


『男たちの大和』あとは、あなたが観て判断を 森達也

『男たちの大和』完全本のために僕が書いた原稿から、東映のチェックによって、以下の文章が削除を要求された。

日の丸をバックに「close your eyes」などと無邪気に唄う半裸の男も、本当は必要ない。「それでも この国を たまらなく 愛しているから」などの浮ついた歌詞は、佐藤純彌の渾身の思いを妨げるだけだ。

まあでも、東映を頭ごなしに批判する気はない。この文章に換えて、僕は東映の宣伝戦略を批判する文章を書き、それは掲載を了解されたからだ。その意味では、東映の懐はなかなか深い。

「この国と愛する人を守るために彼らは死んでいった」とのフレーズが意味することは、「米軍への降伏は、この国と愛する人の破滅を意味する」と、彼らは信じていたということだ。

もしもそうならば、靖国に眠る英霊たちは、今この国の繁栄に目を丸くするに違いない。大和と共に沈んでいった男たちは、自分たちの映画のテーマソングのタイトルが「敵性言語」であることに、呆れて声を失うに違いない。

『男たちの大和』完全本には、パンフレットから引用する形で、作家の阿川弘之が、こんな文章を寄稿している。

この映画の観客は、彼ら乗組員が身につけていた規律、勇気、礼儀正しさ、国家への忠誠心、正確無比な言葉遣いを学ぶだろう。

この映画のどこをどう観れば、「国家への忠誠心」などを学ぶのだろうと呆れたが、考えたらこのパンフは、佐藤監督が編集を終える前に、すでに印刷されている。テーマ曲も同様だ。要するに長渕も阿川も、完成された映画を観ずに書いたのだ。
所詮はその程度。佐藤監督も実は、こんな視点には当惑している。ただし対談におけるその箇所は割愛した。東映サイドから削除を要求されるだろうと予測したからだ。だからこの付記は蛇足。でも書きたかった。

いずれにせよ、映画はもう公開されている。あとは、観客、つまり観たあなたたちの判断だ。

posted by 死ぬのはやつらだ at 01:44

 次へ  前へ

  拍手はせず、拍手一覧を見る

▲このページのTOPへ HOME > 戦争77掲示板


  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。