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「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
本紙の発行は、原則として毎週火曜と金曜です。
=====【今号のポイント】================================
★(1日)ファタハの内乱で自治区に混乱広がる
★(2日)エレズ工業地帯をトルコ資本で復興へ
★(3日)アッバス議長がついに選挙延期を示唆
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2006年1月1日(日)
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*シャロン首相が木曜にカテーテル手術を受ける予定。(H,P,7,I)
*国防軍がガザ北部でロケット砲を発射しようとしていたパレスチナ人
をミサイル攻撃。武装勢力2人が死亡し、1人が負傷した。(P,H)
*イスラム聖戦とアルアクサ殉教団が、昨年末で停戦は終わったとして、
イスラエル攻撃の再開を宣言。ハマスは追随せず。(P,H,7,I)
*先週金曜、100人の自治警察官がラファの検問所を襲撃。銃を乱射
したため、EUの監視員は一時、イスラエル国防軍基地に避難した。
襲撃者らは数時間後に退去に応じ、検問所は再開された。(P,H)
*自治区でファタハ系のアルアクサ殉教団がファタハ事務所や自治政府
施設を襲撃中。自治政府高官は「我々は支配権を失っており、近日中
に自治区は無政府状態になるかも知れない」と語った。(P,H)
*イスラエルで収監中のハマス指導者ユセフがハマスの候補者リストか
ら辞退。政治参加を進める現地指導者と、自爆テロ推進を要求するシ
リア本部の意見の違いが原因ではないかと見られている。(H)
*米軍がNATO軍と協力してイランの核兵器工場を空爆する準備を進
めていると、ドイツ紙が報道。EUもイランに対する国連安保理の制
裁発動を視野に入れ、イランへの圧力を高めて行く構え。(P,H)
*リクード内で極右の立場を取るフェイグリン氏がネタニヤフ党首の説
得により立候補を辞退することを決めた。(P,7)
*ネゲブの国防軍基地で13人の兵士が結核に感染。感染拡大のため基
地は閉鎖された。軍は感染源を追跡している。(P,I)
*昨年末に自治区で誘拐されていた英国人3人は無事に釈放。(H,I)
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2006年1月2日(月)
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*リクードが、シャロン政権に残るシャロム外相ら4人の閣僚を辞任さ
せ政権を正式離脱へ。しかし、首相が今週後半にカテーテル治療を行
う予定となっているため、その期間は避けるもよう。(P,H)
*重罪犯の立候補阻止制度の導入を決めるリクードの投票は低調。ネタ
ニヤフ党首がフェイグリン氏を排除するためにこの制度を提案したが、
フェイグリン氏の立候補辞退で投票が意味を失ったため。(P,7)
*エズラ治安相が証人保護プログラムを閣議提案。組織犯罪を暴く証言
をした証人が、復讐を逃れて生活できる制度を導入する。(P)
*先週に到着した32人のEU選挙監視員を、今日からガザと西岸地区
に配置。25日の選挙に向けてさらに多くの監視員が現地入りするが、
治安が極度に悪化する中、監視員の安全が懸念されている。(P,H)
*自治政府選挙の視察に訪れた18人のイタリア代表団の一人を、武装
勢力が誘拐。自治警察は犯人の潜伏する建物に突入し、銃撃戦の末に
人質を解放した。(H,I)
*ガザの国連クラブを武装勢力が襲撃し、警備員を縛り上げて建物を爆
破。親パレスチナの国連が襲撃された理由は不明。イスラム国で禁じ
られているアルコール飲料を提供したためだとの見方も。(H)
*現在は荒廃しているエレズ工業地帯をトルコの投資で復活させる計画
が進行中。トルコの外相が木曜日にイスラエルを訪問し、イスラエル
とパレスチナの双方と合意をまとめる。(P)
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2006年1月3日(火)
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*国防軍がガザ北部で、イスラム聖戦幹部の乗った車をミサイル攻撃。
幹部を含む2人のパレスチナ人が死亡した。ガザからのロケット砲撃
は散発的に続いているが、大きな被害は出ていない。(P,H)
*自治政府のアッバス議長が東エルサレムでの投票問題を理由に選挙延
期を示唆。ファタハ内部の権力抗争が激化して治安維持の見通しが立
たない中、ハマスが大勝する可能性が高まっているため。(P,H)
*米国政府のアブラムス氏とウェルチ氏が木曜日にイスラエル入り。自
治政府選挙実施に向けて自治政府と調整を行うため。東エルサレムで
の投票についても検討される見込み。(P)
*左翼政党のメレツ−ヤハドが候補者リストを決めるための予備選挙を
実施。今日にも結果が判明する見込み。(H,P)
*レバノンとイスラエルの国境にまたがるガジャル村の防衛対策を政府
が検討中。村の中には国境の壁が無く、村を部隊に密輸が横行。村全
体を内陸部に転居させる案を、村民たちは拒否している。(P,H)
*服役中のバルグティの政治活動に便宜を図るよう政府が指示。アッバ
ス議長との電話会談や、定期的な政治的面会も認められている。(P)
*モディーンの東にある入植地の建築に違法手続きか。パレスチナ人か
ら土地を購入した証拠書類が偽造された可能性が高いという。(H)
*英国のチーフラビ、サックス師がBBCのインタビューに答えて「近
日中に反ユダヤ主義の津波が起こる」と警告。ホロコースト否定論や
シオン議定書などが書店に並ぶようになっていると指摘した。(P)
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[情報源略号表]
P=エルサレム・ポスト http://www.jpost.co.il/
H=ハアレツ http://www.haaretzdaily.com/
7=アルツ7 http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
[転載・引用・再配布について]
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各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
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発行:「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp
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