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(回答先: ポチ小泉は東条英機。ヒトラーも東城も足下から暗殺計画が起きた。 投稿者 木村愛二 日時 2006 年 1 月 04 日 05:10:13)
http://blog.goo.ne.jp/nls55h/e/1eeb71ef7726986ed4611916a470cb77
丸山真男の名高い『超国家主義の論理と心理』の中の東条に関する記述を見て、ますますコイズミは東条の再来だとの確信を得た。そこでは、まず東条を
すべてが騒々しいが、同時にすべてが小心翼々としている。この意味において、東条英機氏は日本的政治のシンボルと言い得る。
と定義して。さらに
第八十一議会の衆議院戦時行政特例法委員会で、首相の指示権の問題について、喜多荘一郎氏から、それは独裁と解してよいかと質問されたのに対し、東条首相が、
「独裁政治ということがよく言われるがこれを明確にして置きたい。(中略)東条というものは一個の草莽の臣である。あなた方と一つも変わりはない。ただ私は総理大臣という職責を与えられている、ここで違う、これは陛下の御光を受けてはじめて光る、陛下の御光がなかったら石ころにも等しいものだ。陛下の御信任があり、この位置についているが故に光っている。そこが全然いわゆる独裁者と称するヨーロッパの諸公とは趣を異にしている」
と答えているのは、それがまさに空前の権限を握った首相の言にだけにきわめて暗示的といえる。そこには上に述べた究極的権威への親近性による得々たる優越意識と同時に、そうした権威の精神的重みをすぐ頭の上にひしひしと感じている一人の小心な臣下の心境が正直に吐露されているのである。
と述べている。ここで陛下をブッシュに置き換えれば、コイズミにぴったりと当てはまる。ブッシュから下賜されたセグウェイを嬉しそうに乗り回すコイズミは、アメリカという究極的権威への親近性をひけらかしているのだ。北一輝は、天皇制に支配されている日本国民を、「万世一系の鉄槌に頭蓋骨を打撲せられたる白痴の日本国民」と言っているが、アメリカの威を借りるコイズミを支持する日本国民は、「万世不死のミッキーマウスに脳髄を溶解せられたる白痴の日本国民」ではないか。