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http://www.globalresearch.ca/index.php?context=viewArticle&code=20051221&articleId=1578
イラクで泥沼に嵌っているはずのアメリカで、今度はイラン、シリアを攻撃する計画が
立案されている、という報道がある(ドイツ・シュピーゲル紙でも同様の報道がなされていたはず)。日本政府は自衛隊を今年前半にも撤退させるようだが、イランやシリアにもし戦火が拡大すれば、撤退はおぼつかなくなる。ま、そうなっても与党は「イラクは非戦闘地域」とか何とか言って、英霊が出るまでは撤退を先延ばしするつもりであろう。自衛隊は人柱ではないはずだが。
話は変わるがネオコンの大御所キッシンジャーが、去年の今頃テレ東の番組で「北朝鮮に我慢するのはあと半年」と確か言っていた。それから1年たった現時点では、少なくとも表向きはアメリカは忍耐を続けざるを得ない破目に陥っているように見える。ネオコンの計画も予定どおりには進んでいないように見えるのだが、日本もここらでネオコン支配のアメリカにくっつくがどうか、再考すべき時期にきている。アメリカで厭戦気分が支配的となっている現在こそ、一つの好機ではないか。
---以下翻訳---
CIA長官、トルコにイラン攻撃準備に入るよう促す
読者諸賢は、ポーターゴス(CIA長官)が、最近合衆国がイランとシリアを攻撃するのを計画しているとトルコの政府に言ったという事実がニューヨーク・タイムズとワシントンポストの見出しを飾ったことを憶えているかもしれない。 しかし、このニュースがトルコの通信社よりもたらされたとき、UPIやロイター以外は、アメリカでほとんど報道されなかった。ロイターの報道では、ゴスがトルコ政府当局者と、「分離主義者テロ組織」とされるクルド労働者党について意見交換したことだけが報じられ、差し迫ったシリア、イラン攻撃には言及していない。一方UPIの報道では、第4パラグラフで「ゴスは、イランがトルコを敵とみなし、「革命を輸出するだろう」としてアンカラに将来起こりうるシリア、イラン空爆に準備するよう警告した」と報じられた。
PHX ニュースは、このニュースをより具体的に報じ、アメリカで報道されなかった事実にも言及した。「アメリカで報道されなかった話として、トルコの通信社は、先週、ポーターゴスCIA長官が最近アンカラを訪問したと報じ、さらにイランはすでに核兵器を保有していることをトルコ政府に伝えた。その上でCIA長官はトルコ政府に対し「将来起こりうるイランとシリアに対する米国の航空攻撃」の準備に入るよう促した。トルコの通信社はその他の詳細も伝えた。
報道によれば、アンカラ訪問の間、CIA長官ポーターゴスはイランに関する3つの関係書類をトルコ政府にもたらした。さらにゴスは、イランはテロ支援国家であり、トルコの反政府運動を支援していることに言及しながら、イランの核活動に対するアメリカ政府の方針をトルコが支持するよう求めたと言われている。 またゴスは、将来起こりうるイランとシリアに対する米国の航空攻撃の準備を始めるようトルコ政府に要求した。 FBI長官ロバート・ミューラーの訪問直後にアンカラを訪問したゴスは、イランは核兵器を開発しようとしていると主張した。さらにゴスは開口一番イランは核兵器を保有していると言明して、この状況はトルコや周辺諸国にとり巨大な脅威となっていると主張したとされる。外交筋によれは、米国政府はトルコと対イラン政策で協調することを望んでいるという。ゴスが持参した2番目の関係書類は、イランのテロ政策に関するものである。 CIAは、イランがテロ、PKK(クルド愛国者党)、およびアルカイダを支援していたと主張した。
要するにゴスとミューラーは、トルコに対しクルド人に対する強硬路線を容認する見返りに、イランが核兵器を保有していて、かつ使いたがっているという未確認の「事実」をもって、トルコに「イランとシリアへの航空攻撃」への協力を取り付けるべく、ネオコンにより派遣された。
私が何カ月もここに書いているように、ネオコンはイランとシリアを攻撃する−少なくとも航空攻撃を行うと決めている。しかしもし攻撃が成功しても、混沌と武力抵抗が激化するであろうことは言うまでも無い。しかしブッシュが民主主義やイラクの選挙に関して世迷言を弄しようとも、混沌こそが、まさにネオコンが欲しているものである。 今われわれが知らなければならないことは、ブッシュ−ネオコンはシオニストが作成した脚本に従い、大量殺人と宗派間の暴力を通して、中東のイスラム諸国を小国に分割(バルカン化)しようとしていることである。
---以下原文---
Head of CIA Tells Turks to Prepare for Attack on Iran
by Kurt Nimmo
December 21, 2005
You’d think the fact Porter Goss, head broom sweeper at the CIA, recently told the Turkish government the United States plans to attack Iran and Syria would be headline splashing news in the New York Times and the Washington Post. But although the news was carried in the Turkish press, it elicited hardly a murmur here in America, with the exception of United Press International and Reuters. As for the latter, only Goss’ meeting with Turkish officials on the “separatist terrorist organization” known as the Kurdistan Workers Party was mentioned and nothing about the impending attack, while the UPI mentioned it in the fourth paragraph, stating: “Goss said that Iran sees Turkey as an enemy and will ‘export its regime,’ warning Ankara to be ready for a possible U.S. aerial operation against Iran and Syria.”
PHX News was more specific and noted the lack of attention the story: “In an overlooked story, the Turkish press reported last week that CIA Director Porter Goss went to Ankara recently and informed the Turkish government that Iran already has nuclear weapons and they should be ready for ‘a possible US air operation against Iran and Syria.’” The Turkish Press added more details:
During his recent visit to Ankara, CIA Director Porter Goss reportedly brought three dossiers on Iran to Ankara. Goss is said to have asked for Turkey’s support for Washington’s policy against Iran’s nuclear activities, charging that Tehran had supported terrorism and taken part in activities against Turkey. Goss also asked Ankara to be ready for a possible US air operation against Iran and Syria. Goss, who came to Ankara just after FBI Director Robert Mueller’s visit, brought up Iran’s alleged attempts to develop nuclear weapons. It was said that Goss first told Ankara that Iran has nuclear weapons and this situation was creating a huge threat for both Turkey and other states in the region. Diplomatic sources say that Washington wants Turkey to coordinate with its Iran policies. The second dossier is about Iran’s stance on terrorism. The CIA argued that Iran was supporting terrorism, the PKK and al-Qaeda.
In short, Goss and Mueller were sent by the neocons to shop around an “air operation against Iran and Syria” in Turkey in exchange for a hardline against the Kurds and using the unestablished “fact” the Iranians have nukes and the desire to use them as enticement.
As I have written here for months, the neocons are determined to attack Iran and Syria, if only with airstrikes. Of course, if this is accomplished it will stir up even more chaos and strife, precisely what the neocons want, regardless of all the nonsense Bush mumbles about democracy and Iraqi elections. As we should know if we pay attention, the Bushcons are playing by the Zionist script in an effort to balkanize the Muslim Middle East by way of mass murder and sectarian violence.