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□ダール・ジャマイルのイラク速報 １２月３１日 [イラク情勢ニュース]
http://www.freeml.com/message/organizer-news@freeml.com/0001102;jsessionid=1zi2qeoh11
URUKNEWS イラク情勢ニュース （転送・紹介歓迎）
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2005/12/31(土)
［飛耳長目録 today'snewslist］
☆投票結果を拒否する連合勢力 ダール・ジャマイル １２月３１日
☆イラク連邦議会選：選挙結果めぐり混迷 毎日新聞１２月３１日
☆「占領軍は市内に入るな」 サマワでサドル師派 共同１２月３０日
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☆★投票結果を拒否する連合勢力
CoalitionsRejectElectionResults
ダール・ジャマイルのイラク速報 ２００５年１２月３１日
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DahrJamail'sIraqDispatches
http://dahrjamailiraq.com
インター・プレス・サービス （ＩＰＳ）
DahrJamailandArkanHamed
バグダッド、１２月３0日発（ＩＰＳ）：
１２月１５日の選挙で投票に１５００件以上の不正と偽造が報告され、その
うちの少なくとも３０件は「きわめて深刻だった」ことから、多くのイラク人
が投票のやり直しを要求している。
これまでのところ投票結果はシーア派の宗教グループの圧勝とされている。
だが不正投票例の多くが選挙を指揮した暫定政府を率いているシーア派の宗教
グループに都合のよいものだったという不満が広がっている。
選出される国民議会で５分の１以上の議席を有する最も重要な選挙区である
バグダッドでは、イランが後押しするシーア派連合が５７％という驚くべき高
得票率を獲得し、反対にスンニ派連合は１９％となった。
最終的な投票結果は来週になるといわれており、新しい民主主義に刻印され
る最大の不正を含めて不正件数の多さのために、スンニ派および世俗的シーア
派の政党４２以上が独立した国際機関によって再検討されることを要求してい
る。
多くの不正の告発は偽りの投票箱と有権者への脅迫に関するものである。
国連が再調査を拒否したあと、スンニ派および世俗的シーア派政党（アル・
マラム）の連合は共同声明を発表し、新しく選出される立法府を受け入れずボ
イコットすると警告した。大規模なデモもイラク全土で続いている。
アル・マラムを支持する何万人もの礼拝者が、今週火曜日（２７日）にバグ
ダッドのスンニ派モスクに集まった。首都全域から人々が説教を聴きにやって
きたあと、導師が抗議デモを呼びかけた。
「神よ、ムジャヒディン（聖戦を遂行する戦士）とともに、侵略者をイラク
から追い出したまえ」と彼は述べた。「そして、栄誉ある礼拝者たちよ、私た
ちは皆さんが不正にまみれた選挙を否認することを呼びかける」。
彼はスンニ派とシーア派を分断するいかなるイラク統治にも反対であると訴
えた。「イラク人は国民の分断を支持しない」と導師は述べた。そして「私の
部族（ジャブリ）にはスンニ派とシーア派がいる。私たちは皆親戚であり、こ
んな選挙によって分断されない」と。
これらのグループのなかでは、イランの影響にたいする関心が強まりつつあ
る。４５歳になるバグダッド市民ナダム・アル・ドゥーリは、「全能の神よ、
イラン人の統治下に入らないよう私たちを守りたまえ」とＩＰＳに話した。説
教のあと数千人と一緒にデモに参加したアル・ドゥーリは、選挙結果は偽造さ
れたものであり、現在のイラク指導者は「ファシストだ」と語った。
デモで掲げられた横断幕には、「正しい任命にイエス、偽りの任命にノー」
「われわれは再投票を求める」と書かれていた。デモの長い隊列は、「バグダ
ッドに自由を、イランは出て行け」とか「彼らの火遊びは彼ら自身を焼くこと
になるだろう」と叫んだ。
シーア派連合の主要部分が再投票の呼びかけを拒絶したことで、イラク全土
に緊張が高まっている。
多くの政党がイラクの独立高等選挙委員会（ＩＨＣＥＩ）を解体し、権力を
掌握する政党と結びつきのないメンバーで編成される新しい委員会を設置する
ことを求めている。スンニ派と世俗的シーア派政党のなかには、ＩＨＣＥＩを
＜イスラム革命高等選挙委員会＞と揶揄（やゆ）し、シーア派の政党であるイ
ラク・イスラム革命最高評議会の方へ偏向していると言う者もいる。
デモは選挙の１週間後、１２月２２日に始まった。バグダッド全市およびイ
ラク各地の無数のモスクが不正の広がりに抗議するデモを呼びかけた。その後
の数日は何万人もが抗議デモに参加した。
「私は国民議会に議席を持っていないが、私たちは議会を受け入れない」と
世俗的な国民対話戦線を率いるサレハ・アル・ムトラクはＩＰＳに語った。
「投票が正しいものでなかった以上、選挙は無効とされるべきだ」。
スンニ派に影響力を持つイスラム法学者協会のスポークスマンであるマフム
ード・アル・スマイデイ師は、支持者にたいして、「皆さんはこの難局に備え
なければならず、イスラムのために不正や虚偽とたたかわなければならないと
話した。選挙は「ウソと偽造の上に造られた陰謀だった」と彼は非難した。
アラブ人はイラク北部のクルド地区に位置するキルクークでも投票結果に反
駁（はんばく）している。彼らはクルド人政党が自分たちに投票させるために
地域外から「投票者」をつれてきたと指摘する。
アメリカとイギリスは、宗教と縁のない西欧流の民主主義をイラクに持ち込
むために選挙を望んだものの、今では、非西欧的なイスラム国家であるイラン
を信奉するような者ばかりを抱えこむことになっている。
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☆★イラク連邦議会選：選挙結果めぐり混迷
毎日新聞 １２月３１日
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http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/mideast/news/20051231ddm007030041000c.html
【カイロ高橋宗男】イラクで今月１５日に実施された連邦議会（定数２７５）
選挙の開票結果を巡り混乱が深まり、当初、早ければ年内に予定された議会招
集、正式政府発足は年越しが確実となった。宗教色の強いイスラム教シーア派
の連合会派「統一イラク同盟」のリードを伝える暫定開票結果に、イスラム教
スンニ派や世俗派が反発。米国はスンニ派を含む挙国一致内閣の発足によるイ
ラク安定を望んでいるが、選挙を通じ各派の対立がより鮮明になっている。
（以下略）
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☆★「占領軍は市内に入るな」 サマワでサドル師派
共同通信 １２月３0日
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051230-00000093-kyodo-int
【サマワ３０日共同】陸上自衛隊が駐留するイラク南部サマワで３０日、イ
スラム教シーア派の反米指導者、サドル師派の金曜礼拝があり、同派幹部のザ
ルガニ師は説教の中で「占領軍」に対し、同派事務所近くをパトロールしない
よう警告した。
陸自のサマワ派遣部隊はパトロールは行わないが、復興支援活動のため市内
を通行することもある。派遣部隊広報は「宿営地外の活動は安全確保を配慮し
て行っている」と語った。
サマワでは今月２１日、英軍の車列がサドル師派事務所近くを通った際に爆
発があり、英軍は「手りゅう弾攻撃を受けた」と発表。サドル師派は逆に、英
軍から攻撃されたと主張、抗議デモを繰り返した。
ザルガニ師は「４日前にもオーストラリア軍が事務所近くをパトロールし
た。これは挑発行為だ」と述べた。
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