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「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
本紙の発行は、原則として毎週火曜と金曜です。
=====【今号のポイント】================================
★(28日)10年後のエルサレム市長はアラブ人?
★(29日)カルテットがハマスの政治参加に反対
★(30日)自爆テロを阻止して兵士が死亡
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2005年12月28日(水)
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*レバノン南部から北部の町キリヤテ・シェモナにカチューシャロケッ
ト砲による攻撃があり、民家3戸が被害。レバノンの首相は「国内問
題から注意をそらす策略」だと犯行グループを批判した。(H,P,7)
*国防軍は、北部でのロケット砲撃事件はパレスチナ系テロ組織の犯行
と見て、ベイルートの近くのPFLP−GCの軍事基地に空爆を行っ
た。同組織はシリアの影響下にある。(H,7)
*労働党がようやく和平政策を発表。入植地は直ちに返還せず、香港型
の長期租借契約を交わすというもの。ペレツ党首は社会問題ばかり語
り、外交などの面でビジョンを欠くと非難が出ていた。(H,7)
*ハマスが選挙に参加するなら東エルサレムでの投票は認めないとの立
場を、政府が修正か。ハマスの選挙参加を阻止するという目的が果た
せず、選挙妨害だとの非難を受ける可能性が高まっているため。(H)
*自治政府のアッバス議長がガザを訪問し、イスラエルに対する砲撃の
中止をイスラム聖戦に要請。しかしイスラム聖戦は「攻撃継続はパレ
スチナの利益」と主張し、アッバス議長の要求を拒否した。(P,H)
*日本沖で漁船との衝突事故を起こしたジムアジア号の二等航海士をハ
イファの警察が送検。船長は就寝中で事故発生を知らなかった可能性
が高いと警察は判断している。(H,P)
*エルサレムのルプリアンスキー市長が、今後10年以内にエルサレム
市長はアラブ系になると警告。アラブ人口が急増しているため。(P)
*アジアを襲った津波から1年。被災したイスラエル人男性と救援に行
ったイスラエル人女性が現地で婚約を発表した。「恐ろしい災害だっ
たが、私たちには愛の津波」と二人は語っている。(P)
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2005年12月29日(木)
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*ファタハがバルグティの新党と統一した修正候補者リストを提出。ア
ルアクサ殉教団など新世代のメンバーはリストの内容に怒り、ガザの
選挙事務所を襲撃して選挙の実力阻止を宣言した。(H,P,7)
*スデロット市などに対する砲撃が止まらないため、国防軍はガザ北部
に「ロケット砲の発射地点に対して反撃を行う」との警告ビラを配布
して、攻撃を開始。米国もこの動きを支持した。(H,P,7)
*シンベト前長官のディヒター氏がカディマへの入党を発表。シャロン
氏が政権を取れば治安相に就任すると見られている。(H,P)
*中東和平カルテット(米国、国連、EU、ロシア)が、将来の自治政
府にハマスを加えないように求める声明を発表。イスラエルとの平和
共存を認めない団体は民主国家にふさわしくないとの理由。(H,P)
*ネタニヤフ氏が極右活動家のフェイグリン氏にリクード予備選挙への
出馬辞退を要請中。フェイグリン氏は反乱準備罪で6ヶ月服役したこ
とがあり、リクードのイメージを悪化させるため。(H,7)
*ナチス高官アイヒマンの副官だったブルンナーがブラジルに潜伏して
いると、警察関係者。逮捕に向けた動きが進んでいるもよう。(P)
*北部の町ナハリヤ近郊のキブツメンバーが、麻薬密輸で起訴。アルゼ
ンチンからコカインを大量に輸入していたと見られている。(H)
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2005年12月30日(金)
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*ツルカーム付近の検問所でパレスチナ人が自爆。兵士1人と付近にい
たパレスチナ人3人が死亡した。犯人はイスラエルの各地で行われて
いるハヌカの祭典会場での自爆を目指していたもよう。(H,P,I,7)
*自治政府はツルカームでの自爆テロを非難。国防軍の大規模な軍事作
戦を警戒して、ツルカームの事務所を閉鎖した。(H)
*モファズ国防相が、西岸地区で多発しているオリーブの木伐採事件の
真相究明を行うと発表。事件は入植地の周辺で多発しており、もしユ
ダヤ人の犯行であれば国家が賠償を行うべきだと語った。(H,P)
*イラクのアルカイダが、イスラエル北部への砲撃の犯行声明を発表。
国防軍関係者は「真偽を確認するのは難しい」と語っている。(H,P)
*ガザの親パレスチナ団体で働く英国人の女性が、水曜午後、訪問中の
両親と共に誘拐された。3人の消息は不明。最近ガザでは自治政府で
の雇用を求めて外国人を誘拐する事件が多発している。(H,P,I)
*イスラエルとの共存を否定する団体は自治政府に加えるなとのカルテ
ット声明は内政干渉だとハマスが反発。しかし一部の指導者は、イス
ラエルとの交渉もありうるとの柔軟な見解を表明した。(P)
*ハルツ参謀長が「イランに対して直ちに軍事作戦は行わない」と発言。
軍事作戦の前にあらゆる外交努力を尽くすべきであり、今までの努力
でイランの核保有は2年遅れたとの見方を示した。(H)
*最新の選挙予想では、労働党の人気は引き続き低落して17議席に。
カディマは42議席、リクードは少し戻して16議席、前回は驚異の
14議席を獲得した反宗教のシヌイは議席ゼロに転落か。(P)
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[情報源略号表]
P=エルサレム・ポスト http://www.jpost.co.il/
H=ハアレツ http://www.haaretzdaily.com/
7=アルツ7 http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
[転載・引用・再配布について]
教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
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発行:「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp
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