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グアンタナモでハンスト拡大中(拷問として強制栄養補給も):IARNoticias
12月30日付のスペイン語情報誌IARNoticiasは、グアンタナモの収容所でハンストに参加する囚人が増えていることを報道しています。記事内容を要約してお知らせします。
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http://iarnoticias.com/ultimo_momento/norteamerica/0972_huelga_hambre_guantanamo_30dic05.html
Crece el número de presos en Huelga de hambre en Guantánamo
グアンタナモでハンストに参加する囚人の数が増える
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【記事内容】
米国国防省は、グアンタナモ海軍基地に収容される国際テロリストの容疑をかけられて収容されている囚人たちの中で、クリスマスの日以来、5ヶ月間続いているハンストに参加する人数が増えていることを公表した。
ハンストに参加する収容者の数は、12月25日以来46名が新たに加わって、現在84名にのぼっている。彼らは連続して食事を拒否している。弁護士によるとハンストは、正当な裁判を受けることとジュネーブ協定に基づく取り扱いを求めて8月に始まった。
BBCのワシントン駐在員Adam Brookesによると、国防省はハンスト参加者の健康状態の公表を拒否している。あるペンタゴンの情報によると、収容者に栄養を鼻からチューブで補給している、と言うことである。
人権団体はグアンタナモ収容者の状況と栄養補給が強制的に行われているのかどうかについて心配している。ジュネーブに本部を置くNGO拷問禁止委員会の書記長は、BBCのMark Thompsonに対し、強制的な栄養補給は一種の拷問と見なされる、と語った。
Thompsonは「これは残虐で非人間的で下劣なことだ。米国当局者は囚人たちと対話するためにネゴシエイターを派遣しなければならない。」と強調した。
グアンタナモには現在およそ500名が収容されていると思われているが、その多くがアフガニスタンで捕まった。ある者たちは何の容疑をかけられているのかすら知らされないままで4年近くを過ごしている。米国政府は彼らを正式の軍人ではない「敵の戦闘員」であると見なし、ジュネーブ協定に従う必要は無いとしている。
11月に国連は、ワシントンが調査要員に多くの禁止事項を押し付けているとして、米国が提案したグアンタナモへの訪問を拒否した。
囚人たちを代表する弁護士によると、囚人たちは8月初旬に、ジュネーブ協定を適用するとの約束を米軍がひるがえした後で、ハンストを開始したのである。
収容者たちは、人間的な扱いと、刑務所にいなければならないのかどうかの正当な裁判を要求するために、命をかけている、と弁護士は語った。
【以上】