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【サマワ30日共同】陸上自衛隊が駐留するイラク南部サマワで30日、イスラム教シーア派の反米指導者、サドル師派の金曜礼拝があり、同派幹部のザルガニ師は説教の中で「占領軍」に対し、同派事務所近くをパトロールしないよう警告した。
陸自のサマワ派遣部隊はパトロールは行わないが、復興支援活動のため市内を通行することもある。派遣部隊広報は「宿営地外の活動は安全確保を配慮して行っている」と語った。
サマワでは今月21日、英軍の車列がサドル師派事務所近くを通った際に爆発があり、英軍は「手りゅう弾攻撃を受けた」と発表。サドル師派は逆に、英軍から攻撃されたと主張、抗議デモを繰り返した。
ザルガニ師は「4日前にもオーストラリア軍が事務所近くをパトロールした。これは挑発行為だ」と述べた。
(共同通信) - 12月30日21時23分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051230-00000093-kyodo-int