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Yahoo!ニュースからhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051230-00000000-san-intより引用
イスラム過激派 パキスタン人、日本支部を画策 警視庁が捜査
15年に入国、接触
アルカーイダやロンドン同時テロとの関係が指摘されるパキスタンのイスラム過激派テロ組織のメンバーが、日本支部設立を目的に極秘入国していたことが二十九日、警視庁公安部の調べで分かった。産経新聞が入手した警視庁の内部捜査資料にも「支部設立を目的として来日」と明記されている。イスラム過激派の組織網構築の動きが日本国内で確認されたのは初めて。米中枢同時テロから五年となる節目の年を前に、政府も国際テロ対策の抜本的な見直しを迫られそうだ。
問題のテロ組織は、「シパヘサハバ・パキスタン」(SSP)。
捜査資料や調べでは、男は一九七〇年代生まれで三十歳代のパキスタン人。警視庁は、イスラム・コミュニティーやモスク(イスラム教寺院)への捜査の過程で、情報提供者である「協力者」から「SSPのメンバーが支部設立のため来日した」とするテロリスト情報を得た。出入国管理記録を照会したところ、この男が平成十五年、宗教活動のビザで出入国し、礼拝中などに「SSPの支部設立を目的に来日した」と発言していた事実を確認した。
男は都内を拠点に首都圏のモスクに顔を出していたほか、技能の在留資格で入国して横浜市内に住んでいた貿易業の男(27)=パキスタン国籍=や都内の元製本会社勤務の男(40)=同=らと、駅構内などでひそかに接触していたという。
警視庁はこのうち都内の男を入管難民法違反(不法滞在)容疑で逮捕するとともに、関係者の行動監視を続けて日本でのSSPのネットワーク解明を進めている。
捜査は、国際テロを専門とする公安部外事三課が担当。都内の都銀支店に開設された男が関係する五つの口座についての捜査の概要は、警察庁警備局にも報告されている。
パキスタンには、ロンドン同時テロの実行犯が昨年から今年にかけて出入国。SSPはパキスタン国内で数々のテロに関与し、ロンドン同時テロの実行犯との接触も疑われており、ムシャラフ大統領はロンドン同時テロ直後の演説でSSPを名指しで批判していた。
パキスタン政府は二〇〇二年一月、SSPを非合法化し、事務所の閉鎖と資産凍結の措置をとっており、米国務省も〇三年四月、SSPを「テロ組織」に指定している。
◇
■現地でテロ要員勧誘
ロンドンやバリ島など世界にイスラム系のテロが拡散する中、日本でもイスラム過激派組織が支部設立を画策していた。警察当局は「日本のイスラム・コミュニティーからテロリストをリクルートしようという動きでは」と警戒を強めている。
これまで警察当局が想定していたのは、米中枢同時テロのようにテロリストが入国し行うテロ。サッカーの日韓ワールドカップ(W杯)直後の平成十四年七月から十五年九月、アルカーイダ幹部のリオネル・デュモン被告が滞在、別のイスラム組織のメンバーと群馬県で同居していた事実は、警察にも衝撃を与えた。
だが、米中枢同時テロの主犯格でアルカーイダのナンバー3だったハリド・シェイク・モハメド被告は、米捜査当局に「日韓W杯を狙いテロを計画したが、日本には『インフラ』(支援網)がなく、断念した」と供述。「日本人へのテロはイラクなど国外の可能性が高い」(警察幹部)との見方が大勢だった。
ところが、警視庁の二年以上におよぶ極秘捜査で、イスラム過激派によるテロ支援網の構築にもつながる動きが日本国内で初めて確認された。
現地のイスラム・コミュニティーからテロの「人材」を勧誘する−。これが昨今のイスラム過激派によるテロの潮流だ。七月のロンドン同時テロは英国で生まれ、「英国人」として暮らしていたイスラム系移民の子による自爆テロ。豪州で十一月、原子炉を狙ったテロ容疑で一斉摘発されたイスラム組織メンバーは、豪州生まれの移民二世らだった。
米英両国などとともに日本も攻撃対象として名指しされており、警察関係者は「テロリストに悪用される恐れのある国内のイスラム・コミュニティーの一層の実態把握に努める」としている。
◇
【用語解説】シパヘサハバ・パキスタン(SSP)
パキスタンで活動するイスラム教スンニ派の過激派テロ組織。80年代に設立。パンジャブ州ではシーア派との宗派間対立でテロを繰り返している。アフガニスタンにあったアルカーイダの軍事キャンプで訓練した戦闘員を多数抱え、分派組織「ラシュカル・イ・ジャンビ」(LJ)はアルカーイダを支援しているとされる。LJは99年1月、爆弾で当時のシャリフ首相の暗殺未遂事件を起こし、警察官ら4人を殺害した。
(産経新聞) - 12月30日2時32分更新
いかにも面白そうな記事ではある。しかし、日本国内でアルカイダとの関係を疑われ、
結局冤罪であったという事例もある。
産経の報道であるから脚色されている可能性も考慮すれば大したことのない記事
かもしれないが、メディアは再び「犠牲者」を出すことに、そして警察の意のままに
働くことになるのだろうか。
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投稿者 バルタン星人 日時 2004 年 10 月 21 日 07:56:29:akCNZ5gcyRMTo
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投稿者 熊野孤道 日時 2005 年 10 月 05 日 21:22:05: Lif1sDmyA6Ww.