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(回答先: 『「ガス室」はスターリン指示によるでっち上げ』、アウシュビィツ博物館長が暴露 投稿者 Wotan 日時 2005 年 12 月 28 日 00:11:07)
アウシュビッツでのホロコーストがポーランドを占領したソ連軍にでっち上げられたものであることは自明として、その嘘を維持し宣伝する役回りをポーランドは強制されてきた。
しかし、独ソの秘密協定でドイツとソ連に分割占領されたあげく国土を戦場にされ1000万人の死者を出したポーランドにとって、自国民の死者ではなくユダヤ人の捏造された死者を宣伝させられることも、ロシアが第二次大戦を正義と正当化することも許せない事である。
ロシアが主張するソ連の正義がナチスを倒した事であり、ナチスの悪の象徴がホロコーストである以上、そのホロコーストがソ連による捏造であるとポーランドが暴露することでソ連は正義を失い捏造の汚名を着ることになる。連合国が正義で枢軸国が悪という第二次大戦後の価値観そのものが東欧で崩壊する事になる。
東欧諸国においては、第二次大戦後の価値観のとおりに「ソ連の方がドイツよりも歓迎された」とはとても言えないのが実態だ。特にロシアと直接国境を接するバルト三国では、ナチスはソ連よりも遙かにましな支配者と見なされ、第二次大戦末期に劣勢になったナチスドイツを救おうとした住民が挙ってドイツ軍に協力した歴史がある。ナチスドイツ+エストニア人部隊が力を合わせてソ連軍と戦った事実すらある。
ポーランドとロシアは現在ウクライナへの影響力行使で激しくしのぎを削っている。ポーランド同様に反ユダヤ感情の強いロシアではこの暴露は国民に歓迎される一面、第二次大戦の勝者としての正義という偶像を叩き潰されることになるだろう。