★阿修羅♪ > 戦争77 > 135.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
◆◆◆◆◆◆◆
||||||| シオンとの架け橋
_\\|//_ イスラエル・ニュース
__\|/__
___土___ http://www.zion-jpn.or.jp
「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
本紙の発行は、原則として毎週火曜と金曜です。
=====【今号のポイント】================================
★(25日)ベツレヘムへのクリスマス巡礼は3万人
★(26日)北京近くの万里の長城でハヌカの祭り
★(27日)増加する北米移民は満足度も高い
****************************************************
2005年12月25日(日)
****************************************************
*議員活動を引退すると見られていたペレス氏が、カディマから出馬す
る意向を表明。名簿の順位は5位以下か。最近の世論調査では、首相
にシャロン氏、副首相にペレス氏を期待する声が高い。(H,P)
*リクードのシャロム外相が、パレスチナに対して領土的譲歩がありえ
ると発言。同氏はリクード党内では穏健とされている。(H,7)
*バルグティがイスラエルの獄中から立ち上げた新党と、ファタハが再
統合で合意。バルグティが筆頭候補者に。落選の可能性が高まったク
レイ首相らファタハ旧世代は新党を立ち上げるとの噂も。(H,P,7)
*ガザの検問所で自治警察がハマスと銃撃戦。自治警察官2人が負傷し
た。自治警察はハマスに強く警告した。(H)
*自治政府のアッバス議長は権力掌握に失敗しており、辞任の恐れもあ
ると軍事専門家が分析。議長命令はほとんど実行されず、ガザ北部に
展開する3万人の治安部隊は何もできない状態だという。(H,7)
*ハマスが選挙に参加するなら東エルサレムでの投票は認めないとの方
針を政府が再検討。自治政府内で選挙延期の動きがあるため。米国と
EUもイスラエルに選挙への協力を要請している。(H,P)
*今年のクリスマス期間中にベツレヘムを訪問する巡礼者は約3万人。
昨年より増えたが、紛争前のレベルには遠く及ばない。(P,I,7)
*ヘルモン山に今冬初めての雪。積雪は50cm以上に達した。また、
全国的に激しい雨があり、各地で洪水が発生している。(H,I,7)
****************************************************
2005年12月26日(月)
****************************************************
*シャロン首相は、脳の血栓の原因となった心臓の穴を塞ぐため、カテ
ーテル治療を行う見込み。危険な手術ではないという。(H,P,7)
*ネタニヤフ氏が、シャロン首相と労働党のペレツ党首にTV公開討論
を呼びかけ。首相陣営は拒否している。(H,P,I)
*元国防軍幹部のダヤン氏が新党タフニート(曲がり角)を立ち上げ。
「汚職の父」であるシャロンと戦うと宣言したが、ダヤン氏はカディ
マへの入党を希望していて断られたことが明らかになった。(P,7)
*ガザからのカッサムロケット砲攻撃は、ガザ撤退以来230発に。首
相の指示を受けた国防軍は、ロケット砲が発射されている地域を安全
保障地帯にし、人が立ち入れば砲撃をする構え。(H,P,7)
*人気が低迷している労働党のペレツ党首は、選挙キャンペーンを貧富
の格差など社会問題に絞る構え。しかし、党内には和平や治安問題を
強調すべきだとの声が根強い。(H)
*シャロン首相がカディマ党内の人事をほぼ独断で決めていることを、
労働党のペレツ党首が非難。カディマは党則がまだ整備されていない
ため、事実上、シャロン氏の独裁体制となっている。(P)
*ベングリオン空港の治安部門が、3人しかいなかったアラブ系職員を
解雇。治安部門以外ではアラブ系市民も雇用されている。(H)
*ラファの検問所が、PRCメンバーの通行を阻止。自治政府がラファ
検問所でテロリストの通行を止めたのは今回が初めて。(P)
*北京近くの万里の長城で巨大なハヌカキャンドルの点灯式。200人
のイスラエル人と現地のユダヤ人たちが集まった。北京駐在のイスラ
エル大使は「二つの古代文明の出会い」と挨拶。(H,I)
****************************************************
2005年12月27日(火)
****************************************************
*リクードがネタニヤフ新党首による初の党大会。シャロン首相は西岸
地区の9割をパレスチナに与え、その結果テロはさらに悪化するとネ
タニヤフ氏は語り、首相の政策を厳しく非難した。(H,P)
*国防軍が安全保障地帯を設けるとの発表にPRCが反発し、砲撃の強
化を宣言。ロケット砲2発がスデロットに着弾した。(H,P,7)
*入植地の228戸分の宅地を政府が発売。既存入植地内の地域だと政
府は説明しているが、自治政府はこの動きを非難した。(H,P)
*左翼政党のメレツが、選挙後にシャロン政権に参加する可能性がある
と発表。政権に加わって影響を与えることを目指す。(H)
*自治政府の選挙委員会が、ファタハとバルグティの新党の統合を承認。
14日に候補者名簿提出期限は過ぎているが、最後の6時間に選挙委
員会が業務を停止したため、特例で期限延長が認められた。(H,P)
*ガザの入植地跡にある温室付近で、労働者4人が自治警察の銃撃に遭
い負傷。解雇の噂を聞き、夜に温室に近づいたという。(H,P)
*今年の北米からの移民は22年間で最高の3100人を記録。北米移
民の93%はイスラエルでの生活に満足しているという。(H,P,7)
*エチオピアから毎月600人のユダヤ人を帰還移民させるとの今年1
月の閣議決定が、各官庁の足並みが揃わずまだ実施されていないこと
が判明。実施は3月の選挙以降にずれ込む可能性が高い。(H)
*ベエルシバのベングリオン大学に、イスラエルで初の女性学長。(P)
------------------------------------------------------------
関連用語データベース・1999年10月以降の記事の全文検索は
http://www.zion-jpn.or.jp/p0404.htm へどうぞ
-------------------------------------------------------------
[情報源略号表]
P=エルサレム・ポスト http://www.jpost.co.il/
H=ハアレツ http://www.haaretzdaily.com/
7=アルツ7 http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
[転載・引用・再配布について]
教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
============================================================
発行:「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp
============================================================
★購読解除は http://www.zion-jpn.or.jp/kaijo.htm