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[オロンガポ(フィリピン) 27日 ロイター] フィリピンの検察当局は27日、11月に22歳のフィリピン人女性を集団暴行した容疑で米海兵隊員4人を起訴する見通し。別の海兵隊員2人については、暴行事件が起きた車にいなかったとして不起訴処分にするとみられている。
海兵隊員6人のうち5人は宣誓供述書の中で、米海軍のスービック基地の跡地に停めた車の中で女性を集団暴行したという容疑を否認。性交渉は合意のうえだったとしている。
海兵隊員は10月、2週間の予定でフィリピン軍との合同軍事演習に参加していた。
車を運転していたフィリピン人運転手は当初、目撃者とみなされていたが、裁判所に提出予定の文書によると、共犯者として起訴される予定だという。
原告女性の弁護士は「被害者に、何らかの形で正義がもたらされることに満足している」と述べた。
海兵隊員はマニラの米大使館に拘束されているが、米政府は、容疑者の身柄を地元当局に引き渡すようにというフィリピン外務省の要請に公式には応じていない。
(ロイター) - 12月27日15時3分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051227-00000118-reu-int