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週刊日本新聞 の 時事寸評 にある諸評論は、正しい認識にあると考える。
日本の9割以上のニセ右翼/在日朝鮮右翼/組織暴力団の舎弟の連中は、民族派ではない。
彼らの「民族」とは「日本」ではなく「朝鮮」であるから、小泉の如く右翼を装って羽織袴 靖国神社に行っても、英霊達は彼らのエセ参拝を拒絶するであろう。
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完全に袋小路に入ったまともな日本民族派にとっての唯一の突破口は。
更新 平成17年12月24日23時52分
平成十七年(二〇〇五年)十二月二十四日(土)
(第一千五百三十三回)
○濱田政彦著「神々の軍隊」(三五館、二〇〇〇年)
○これは、三島由紀夫について、とくに昭和四十年五年十一月二十五日
市ヶ谷での「事件」についての大著である。
○当「時事寸評」子は、
この本は何年か前に読んで居るが、最近、機会があって再読した。
○筆者は、ヨーロッパの民族派のひとがこの三島の自決事件について、
三島は民族主義者ではないだろう。
敵を攻撃することなく、自分自身に刃を向けるような人間は、民族派、
愛国者ではあり得ない。
○と論評して居たことを記憶して居る。
○更にこの十二月十日、三島由紀夫の記念の会(憂国忌)に関与して来た
民族派のあるひと(五十六歳)が、
○故郷新潟で割腹自決した、との報道があった。
○この件についても、同じことが言えるであろう。
○何年か前、やはり民族派の野村秋介、と言うひとが、朝日新聞社内で
ピストル自決した事件があった。
○「野村秋介氏は生前『この先の日本には破壊と破滅しか残っていない、
僕はそんな日本を見たくない』、と言っておられました。」
(槇 泰智「政経通信」平成十八年一月一日号)、とある。
○これは、民族主義者の言ではあり得ない。
○民族主義者とは、民族のために戦うもののことを言う。
○つまり、敗戦後の日本には、守るべき日本民族の、その大義、その目標、
その立場、その思想、その綱領が消滅して居る、と言うことであろう。
○日本民族の大義、その体制、と自称して居るしろものはすべて、
ペテンであり、偽善であり、欺瞞である。
○敗戦後の日本民族主義者の中で、この欺瞞の中に居続けることに耐えられ
ない、ごく僅かな純情のひと、純粋なひと。
○こう言うひとは、
三島由紀夫のように、また野村秋介のように自決するしかない。
○その他の人々は自分と世間をだましながら、いい加減に毎日を泳いで居る。
○更にごく僅かな純粋民族派は、
北海道札幌市の故佐藤耕治氏のように、明確に、反ユダヤ 反フリーメーソン
反イルミナティ 反NWOの旗幟を高く掲げる。
○日本民族派にとって、この方向に突き抜けるしか道はないのである。
○今、心ある日本民族主義者有志は、
○鬼塚英昭著「二十世紀のファウスト」を読まなければならない。
(了)
■「二十世紀のファウスト」
(鬼塚英昭著、自費出版、平成十七年十二月一日刊、五百三十八頁、二段組、
四千円、送料三百四十円)
申し込みは、
〒874−0835
別府市実相寺町一ノ四Bの2 鬼塚英昭
電話 0977・66・4164
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「現代世界の向かおうとしている西洋の方向」には、「東洋と日本民族」はどう立ち向かう
べきか?それに対する、明確なる回答が無ければ「真の民族派」とは言えない。
西洋文明の死滅のあとにイルミナティによって用意されるNWO=世界人間牧場の正体。
更新 平成17年12月25日22時50分
平成十七年(二〇〇五年)十二月二十五日(日)
(第一千五百三十四回)
○鬼塚英昭著「二十世紀のファウスト」。
○この大著は、ゲーテの「ファウスト」から出発する。
○ところで、この本には引用されて居ないが、シュペングラーの
「西洋の没落」によると、
○西暦九世紀、カール(シャルルマーニュ)大帝と共に成立したヨーロッパ
(ザ・ウエスト=西洋)文明の精神は、ファウスト的魂である、とされる。
○ジョン・コールマン博士のタヴィストック研究所についての新しい著作
原稿によると、
○一九一三年、
三百人委員会によって設立されたタヴィストック研究所の首脳部は、
○NWO=新世界権力(と言う名の世界人間牧場)構築のためのシナリオ作成
のたたき台として、
○C・ウォルシュの「文明の究極」(一九一七年)と共に、
シュペングラーの「西洋の没落」をも、「三百人委員会」は採用した、
と言う。
○ファウスト的精神=ファウスト的人間は、西洋文明の没落=死滅のあと、
どう成るのか。
○ファウスト的人間もまた、西洋文明と共に消滅する他ないであろう。
○それでは、そのあとは、イルミナティが構築せんとするNWOに於て、
いかなる人間型が予定されて居るのであろうか。
○そのことが、「二十世紀のファウスト」の次に問題とされねばならない。
○二十世紀のファウスト=アヴェレル・ハリマンは、
一九七〇年代、カーター米民主党政権下で、ブレジンスキーの存在に強い
嫌悪感を抱いた、とある。
○キッシンジャー、ブレジンスキーは、アヴェレル・ハリマンの一世代あと
である。
○この二人は、ベトナム戦争期に、世界政治の主役クラスとして登場する。
○ジョン・コールマン博士は、ブレジンスキーの「高度電子工学の時代」
(一九七〇年)をしばしば引用する。
○この著作が暗示するNWOの人間像は、あきらかに、ファウストの時代
とは異なる。
○この世界は、
(1)全知全能絶対神の如き支配者階級と、
(2)命令通りに行動する魂なきロボット人間に限りなく近付いて行く大衆と。
○この二つの層によって構成される。
○オルダス・ハックスレイは「すばらしき新世界再論」の中で、
○来るべきNWOを、
「科学的独裁体制」と名付けて居る。
○これを、もはや「シビリゼーション」と呼ぶことは出来ない。
○それは、人間のシビリゼーションではなくて、
○バイスハウプトが預言したところの全知全能の支配者階級=神によって管理
される蜜蜂のコロニー、
○の如きものであろう。
(了)