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2005年12月26日(月)「しんぶん赤旗」
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-12-26/2005122607_01_3.html
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【ロンドン=岡崎衆史】大ロンドン公営のロンドン地下鉄の労働者約四千人が、安全性を無視した配置転換の取り消しを求めて大みそかから元日にかけてストを計画しています。
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ロンドン地下鉄労働者の最大労組、鉄道海上輸送労組(RMT)は、経営側が安全性を無視して数百人の労働者の配置転換を通知したことに反発し、通知の撤回を要求してきました。
経営側は、これまでのところ要求を拒否しています。双方は二十九日に最後の協議をし、打開の道を探る見込みです。
RMT組合員はすでにスト権投票をし、84・6%がストに賛成。要求が受け入れられなければ、大みそかの正午から元日の正午までと、一月八日の夕刻から九日の夕刻までストを実施することを決めました。
RMTのクロウ書記長は二十二日、RMTがスト実施を決めたことについて、「組合員は、安全性にとって不可欠な最前線の職員の大がかりな配置転換を受け入れないことを明白に示した」と強調しました。大ロンドンの地下鉄労働者はとりわけ、七月七日の爆弾テロ事件以降、安全確保のための努力を強化。こうした努力の中心を担ってきた職員の配置転換で安全水準が低下することに懸念が広がっていました。
ロンドン市は、新年を祝う人々のために、大みそかの午後十一時四十五分から元日の午前四時半まで地下鉄を無料で運行することを計画していました。
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■振り替え休日勝ち取った
■英鉄道会社の労働者
【ロンドン=岡崎衆史】英国の公休日の十二月二十五日(クリスマス)と来年一月一日(元日)が日曜日となるため、イングランド中部の鉄道会社、セントラル・トレインズの車掌が振り替え休日を求めていた問題で、会社側は二十三日、休日を認めると表明しました。交渉に当たった鉄道海上輸送労組(RMT)が同日明らかにしました。
これまでは休日と日曜日が重なった場合、振り替え休日はありませんでした。この問題をめぐっては車掌ら五百人以上が、要求が認められなければ、ストを実施すると宣言していました。
二十六日も休日のため、代休は十二月二十七日と一月二日となります。
セントラル・トレインズ社は、元日に働く労働者の手当の倍増と、日曜勤務の条件についての見直しをすることも受け入れました。
RMTのクロウ書記長は二十三日、「組合員が圧倒的にストを支持したおかげで常識が勝利した」と述べ、振り替え休日を勝ち取ったのは車掌ら組合員の団結したたたかいの成果だと強調しました。