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(回答先: 鹿島建設では崩壊のメカニズムを解析しているようですね 投稿者 佐藤巧 日時 2006 年 1 月 30 日 08:11:43)
馬鹿馬鹿しいけどもう一つ。鹿島は大恥を世界に振りまいただけ!
せっかく!あの!例の!佐藤巧さんから!教えていただいた資料なので、馬鹿馬鹿しいとは思いつつ、もう一つだけ指摘させてもらうとしよう。
ザ・フォアフロント
ニューヨークWTCビル崩壊の解析に驚嘆の声
http://www.kajima.co.jp/news/digest/nov_2003/forefront/fore.htm
これはどうやら2003年11月に作成されたようだが、この紙切れの内容には「ジェット機衝突の衝撃でビルは崩壊しない」ということしか明らかにされていない。「崩壊の解析」でも何でも無いのだ。
まあ、興味のある人はちょっと見ていただきたいのだが、中ほどにある「シミュレーション解析の基本フローと建物挙動の解明結果」と題される図表
http://www.kajima.co.jp/news/digest/nov_2003/forefront/image/forefront01.gif
で、
「START」から
「1 全体崩壊解析」
「2 局所破壊解析」
「3 鉛直加重支持能力解析」
とまあここまでで『ジェット機の衝突ではビルの崩壊が起こらなかった』ことを、その内容の簡単な解説を付けて、説明しているが、その次では
「航空燃料火災炎上後の崩壊過程の評価」
と題されており、今まで「解析」「解析」ときてここでは「評価」???となっている。そしてこの項目には一言の解説も無しに、直ちに続けて
「END」
である。
他の箇所のどこを見ても、「どのように火災が広がりそれがビルを崩壊へと至らしめたのか」に関しては、どこにも一言も書かれていない。要するに、「ジェット機衝突の衝撃でビルは崩壊しない」ことの解析以外の何物でもない。
もう一度この記事の題名を見てみよう。「ニューヨークWTCビル崩壊の解析に驚嘆の声」であり、あたかも「ビル崩壊」を「解析」したかのような印象を与えている。
こりゃ詐欺だゼ!
ところで、鹿島建設がこのお見事な解析を恥ずかしげも無くインターネットサイトに載せた2年も前、つまり9・11の直後から「ジェット機衝突の衝撃でビルは崩壊しない」ことは米国の学者の中では定説だった。
例のマサチューセッツのパンケーキ屋、トマス・イーガーという御用(誤用)科学者がいるが、それが当たり前として解っていたからこそ、必死こいて「燃料火災による崩壊」説を、数々の矛盾と困難をものともせず!でっち上げた、というわけだ。
その2年も後になって「ジェット機衝突の衝撃でビルは崩壊しない」ことが証明できました、と恥も外聞も知らずに、『ニューヨークWTCビル崩壊の解析に驚嘆の声』と見出しを掲げる記事を発表するこのゼネコン土建屋の品の無さたるや、アタシャ、日本人の一人として恥ずかしくてしょうがない。
『今回の解析は,すべて当社の既存のツールとノウハウで行われている。過去に事例をみない難題であったが,社内各部署から精鋭が集められたプロジェクトチームは,いわゆるボランティアで情熱を傾けたのである。』
だってサ! おまけに、
『今年7月,ハワイでの協議会において当社の発表は驚きをもって迎えられ,テロ・アタック部門のチェアマンを務めた青山博之東京大学名誉教授によって「力強くインパクトのある内容」と総括された。発表後,統計確率論の世界的権威であるA. アン博士(カリフォルニア大学アーバイン校名誉教授)をはじめ,名だたる研究者につぎつぎと握手を求められ,「Impressive」と声をかけられたという。』
このアン博士、内心では「フン、この黄色い猿どもめが!」と馬鹿にしてたんじゃないのかな? そりゃ、確かに「Impressive」だろうな(爆笑)。米国人は率直だからお世辞を言わない、などと信じているお人好しの日本人の馬鹿さ加減が手に取るように見える。(まあ鹿島土建屋の自画自賛ページだからしょうがないけど。)
あのねえ、佐藤さん。せっかく紹介してくれるんなら、ちょっとくらい内容を確かめてよ。こんなものバルセロナに見せたら何て言われるかわからない、ということくらい、アンタ、解らん?