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http://www.asahi.com/science/news/TKY200701110406.html
2007年01月12日
世界最大の花「ラフレシア」は、意外にも、ポインセチアなど花の小さな植物がほとんどを占めるトウダイグサ科に属すると、米ハーバード大などのグループが11日付米科学誌サイエンス電子版で報告する。葉や茎がないため形態からの分類が難しく、発見から約190年も中ぶらりんの状態だったが、DNAの解析から判定した。
熱帯アジアに分布するラフレシアは、ブドウ科植物の根に寄生し、光合成をしない。直径1メートルにもなる花で知られるが、他の植物との類縁関係がよくわからないため、独立したラフレシア科として扱われてきた。
グループは、細胞内の小器官ミトコンドリアの遺伝子を中心に、ラフレシアを他の植物と比べ、トウダイグサ科の仲間と位置づけた。「この科の植物はほとんど花が小さく、ラフレシアの花がなぜこれほど巨大化したのか、進化の謎はかえって深まった」としている。