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Re: テスト
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投稿者 きすぐれ真一 日時 2006 年 12 月 06 日 20:43:00: HyQF24IvCTDS6
 

(回答先: Re: テスト 投稿者 きすぐれ真一 日時 2006 年 12 月 06 日 20:40:39)

http://www.wwf.or.jp/news/press/2006/p06112501.htm

四国剣山西部にてツキノワグマ生息確認 高知県大豊町で写真撮影に成功!


記者発表資料 2006年11月25日


 四国のツキノワグマは、高知県と徳島県をまたがる剣山山系にわずか十数頭から多くても数十頭が生息しているのみと推測され、絶滅のおそれが高い状況にある。NPO法人四国自然史科学研究センターでは、2005年から剣山山系にて野生のツキノワグマを捕獲・追跡する調査を開始した。今年(2006年)は、WWFジャパンと四国のツキノワグマの保護を目的とした共同研究を締結するとともに、高知県豊かな環境づくり総合支援事業費補助金を受けて剣山山系西部方面へ調査領域を拡大した。

 これまで剣山山系のツキノワグマの生息情報は剣山山系中心部から東部(高知県旧物部村、徳島県旧東祖谷山村から旧木沢村・木頭村)にかけて多く、西部方面の情報はほとんどなかった。2005年に3頭のツキノワグマを捕獲した場所も徳島県側であった。2004年10月、徳島県旧池田町でのツキノワグマ2頭の出没事例があるように、剣山西部から吉野川流域方面へのツキノワグマの出没が懸念される。そこで、剣山西部に生息するツキノワグマの動きを探り、剣山山系から西側への分布拡大を予測しようと試みる調査を行っている。

 現在のところ西部方面においてツキノワグマを捕獲し、追跡調査を実施するにはいたっていないが、今年10月26日18時ごろ、剣山山系の西端にあたる高知県長岡郡大豊町の山中にて、同研究センターが設置した捕獲檻にツキノワグマが近づいてきたところを写真撮影することに成功した。13分間にわたり21カットが撮影され、体長120cm以上、体重70kg以上と思われる大柄の個体である。この時期は冬ごもりに向けてドングリなどを食べて脂肪を蓄えるため、太っていると思われる。この付近では、これまでにも目撃情報などにより生息の確認はされていたが、自動撮影による写真記録は初めてとなる。

 高知県大豊町と香美市の行政界に沿って、標高1,000m以上の稜線が剣山山系西部から南西方面へつながっており、ツキノワグマが生息地として利用していることが十分推測される。剣山山系に生息するクマは人目を避け、山中で細々と活動しているが、登山者などに注意を促し、出没時の対応策について、同研究センターとWWFジャパンは行政機関にはたらきかけをしている。

 

お問合せ先

NPO法人四国自然史科学研究センター 理事 金澤文吾
TEL・FAX:0889-40-0840 E-mail:kanazawa@lutra.jp
WWFジャパン 自然保護室 草刈秀紀 
TEL:03-3769-1713/広報担当:大倉寿之

添付資料


1.剣山山系と今回の撮影地点図



2.写真2006年10月26日18時ごろ、高知県長岡郡大豊町山中にて

体長(頭の先から尾の付け根まで)120cm以上、体重70kg以上の大柄ツキノワグマと推測
13分間で21カットの写真が撮影された。

(C)NPO法人四国自然史科学研究センター (C)NPO法人四国自然史科学研究センター

(写真提供:NPO法人四国自然史科学研究センター)


<図と写真2点は環境省記者クラブにCDで提供>

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