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(回答先: Re: テスト 投稿者 クエスチョン 日時 2006 年 9 月 18 日 10:48:39)
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288 名前: 友(とも) 投稿日: 2006/09/18(月) 11:31:36
みなさんお疲れ様です。
秋田の鉱山繋がりで、少々話は逸れますがこんな説も。
>>280 鉱山労働者は諸国往来が許されていた故ということだ。
以下の、民俗学者の谷川健一氏の説が興味深いです。
桃太郎伝説で登場する青鬼、赤鬼はたたら場にいる異邦人など名もない労働者を意味するのか?
「もののけ姫」で登場するたたら場のモデルは島根(出雲)だとか。
●考察 七箱目 オニと鉱山
http://blog.livedoor.jp/hako888/archives/50105608.html
オニというのは、鉱山従事者、たたら師のことです。
島根県のあのあたりには、銀の産地と鉄の産地が近接してあるのです。
鬼が金棒を持っていたり、赤鬼、青鬼、黒鬼などがあるのは、金属の種類を表してると言われているみたいです。
銀山は(佐渡もそうですが)
絶対にヤマから逃れられない被差別階級の存在なしには成り立ちません。
それは採れた銀を運ぶ人もそうで、ルート上には点々と被差別部落が続いています。
決して逃れられないように、博労の部落の人にはすぐ分かる身体的特徴が付与されていたとも
言われています。(これは伝聞ですが)
鉄もそうで、たたら場の人は熱と事故の多さから、すぐそれと分かる外見だったそうです。
(だからオニ)
女性の立ち入りや結婚などはものすごく厳しく管理されていたようです。
日本刀に使う玉鋼はここでしか採れず、山河の地形を変えるほどの
すさまじい採掘が行われました。
機械のない頃にこれを行うには、人を人と思わないような状況であったのだと思います。
ヤマはどこの城下でもなく天領で
部落も性質上、他の地域のように町中にあるわけではなく山奥が多いです。
(これが小箱さんの話で特徴的なところ)
巨万の富が動き、それを名もない労働者の人たちの血で支えたところです。
私なんかには、家名を受け継いだ人たちのことも含め
今でも謎めいていて不可解なのですが
これは個人的な印象です。
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289 名前: 友(とも) 投稿日: 2006/09/18(月) 16:46:25
秋田事件の現場近くにある藤里町二ツ森は、
もののけ姫で登場するアシタカの住むエミシの村のモデルになった場所とか。
秋田のなまはげと、鬼=たたら師の奇妙なリンク。
それから、桃太郎伝説の赤鬼・青鬼はやはり、鉱山採掘者に関係があるそうです。
しかも、伊勢神宮派=桃太郎VS出雲大社派=鬼の対決の話だったとか。
何か秋田事件とこの因縁の対決と関係があるのでしょうか。
雅子妃の家系を辿ると出雲族である可能性が非常に高いそうです。
インコさんが言っていた鬼の家系とは・・・奥が深いですね。
●私見 天皇家の秘密
http://a1884.fruitblog.net/
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●もののけ姫 ロケ地ガイド
http://loca.ash.jp/show/1997/s1997_mononoke.htm
?アシタカが住むエミシの村のモデルになった山
007: 秋田県山本郡藤里町粕毛:白神山地:自然
※二ツ森
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●桃太郎
http://www.asahi-net.or.jp/~uu3s-situ/00/MOMO.tarou.html
桃太郎はキビダンゴを持っているので、住んでいた場所は 吉備の国 現在の岡山県である事が判ります。それがあって、岡山駅前には桃太郎の立派な銅像がありましたね。
(キビの文字は「黍」が正しいのですが ここでは詳しい説明は省略。)
桃太郎は、そこを起点にして、鬼退治に向かうわけですが、目的地は 鬼が住んでいる北東方面、十二支で云う「鬼門」方角でした。
(中略)
岡山から鬼門、つまり北東方面となると どこが該当するのか はっきり判りませんが、ひとつ確かな事は、山陰地方一帯に、当時から、金、銀、鉄、等の鉱山資源が豊富に産出していた事実があります。従って、鬼達はそこに従事していた鉱山労務者、と考えてよろしいでしょうね。(山陰地方には現在でもたくさんの鉱工業の工場があります。)
彼等は各種溶鉱炉の高熱のもとで 昼夜 働いていたので、夜目には真っ赤な姿に見えたと思いますよ。鬼の大多数が赤鬼であった理由はそこにあります。
但し、中には赤のみならず 青鬼 やら 黒鬼 等もいたと思いますが、いずれもその場の状況で いろんな色に見えたでしょう。但し、ピンクと空色の水玉模様、花をあしらったカラフル模様とかの鬼はいた筈はありませんね。
その延長線で考えてみると、現在、山陰地方の民謡「どじょう掬い」でオッチャンが ザル を持って安来節を歌っている光景を目にしますが、あれはドジョウ ではなく川で砂金を採取していたと考えるべきでしょうか。多分 その方が正しいでしょうね。
----- それにしても、彼等が何故 鬼 と呼ばれ 極悪人とされていたのか。
当時は天照大神(あまてらすおおのかみ)を先祖とする伊勢神宮が最大勢力だった反面、大国主命(おおくにぬしのみこと)を先祖とする出雲大社は、それに対抗する地方勢力の一大拠点でした。両者は覇権を争っていたのです。
因に、神社にお参りする時の 参拝の仕方 は両神社では現在でも違っていると聞きます。どんな風に違っているのか詳しくは知りませんが、頭に頂いている神様が違うのですから両者には争いも当然ながら発生したでしょう。
伊勢神宮派?の桃太郎が 出雲大社派の鉱山労務者を「敵 」と見た---としても不思議ではありません。
桃太郎の本では、鬼退治によって最後は伊勢神宮派の勝利で決着しています。
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