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(回答先: Re: test 投稿者 gataro 日時 2006 年 8 月 26 日 12:44:36)
http://list.jca.apc.org/public/aml/2006-September/008674.html から転載。
[AML 9070] 村岡到:沖縄県知事選、野党分裂選挙へ
村岡 到 logos at nn.iij4u.or.jp
2006年 9月 2日 (土) 13:58:16 JST
村岡到:沖縄県知事選、野党分裂選挙へ
琉球新報によれば、9月1日、社民党県連、社大党、共産党県委、民主党県連、自
由連合沖縄の野党5党と政治団体そうぞうの6者の会議が開かれたが、糸数慶子参院議員(58)での一本化を目指すかどうかで意見が割れ、統一候補擁立を断念した。同日で6者共闘自体も解消、野党5党協議も解散した。山内徳信元県出納長(71)、下地幹郎衆院議員(45)が出馬に意欲を示している。与党陣営は仲井真弘多県商工会議所連合会会長(67)の擁立が確定しており、知事選は仲井真、山内、下地の3氏の事実上の三つどもえとなる公算が大きい。
山内氏は支持者らが強く推していることから出馬の可能性が極めて高く、社民、共産、自由連合は同氏を推薦する見込み。民主県連の喜納昌吉代表は「山内氏の擁立はない」と発表。一方、下地氏は各党の調整を見守る姿勢で、所属するそうぞう以外の社大、民主の対応が焦点となる。
以上、琉球新報の記事から。
何とも残念なことになったが、これが沖縄、日本の現状である。なお、事態は未確定であるが、野党5党会議に、下地氏の母体である政治団体そうぞうを加えることを容認した段階でこの結果は必然だったとも言える。民主党の沖縄県連代表である参議院議員喜納氏が下地擁立を狙って動いたのが大きく響いたと言える。民主は、候補対象が二人にしぼられた後にも、糸数慶子参議院議員を本人の意向を無視して浮上させたり、共同の努力に反する言動に終止した。社民、共産、自由連合が山内氏を推薦する見込みであることはせめてもの歯止めとなるが、沖縄社会大衆党がどうするのか。社民は、来年の参議院選挙では民主党との候補者調整を合意しており、沖縄でも一本化したいと意志表示している。沖縄で、社民党と共産党との共闘が実現することは、この点でも、左翼の共闘にとってはプラスである。
誰が、どのように言動し、共同行動のブレーキとなったのか、破綻要因はどこにあったのか、詳しい検証が求められている。選挙2ヶ月前になっても候補者も決定できないのは、沖縄の諸政党、「本土」の諸政党だけでなく、それらを下から支えている市民とその運動が以前として成長していないからである。責任は市民全員にあるのである。
私としては、山内氏の勝利を強く望んでいる。三つどもえとなれば、下地氏は元々自民党であり、保守層を食うことになるので、山内氏の勝利の可能性もある。名護市長選挙の時には、共産党系と辺野古で闘う部分との亀裂が生じたが、今度の分岐は、社民党+共産党VS民主党となったのは有利に作用するであろう。沖縄社会大衆党が山内推薦になるかどうかが決定的である。
沖縄との連帯・平和共同をめざす会は以下の集会を開きます。
どうなる 沖縄県知事選挙
9月22日(金)午後6時開場 6時30分開会
文京区民センター(後楽園駅)
講 演 二木啓孝(日刊ゲンダイ編集長)
安倍新政権と沖縄県知事選挙
報 告 桑江テル子(うないネットコザ代表)
県知事選挙の現状と展望
参加費:1000円(資料代、カンパ含む)
http://www.nn.iij4u.or.jp/~logos/
http://www18.ocn.ne.jp/~logosnet/ 『もうひとつの世界へ』目次あり、へどうぞ!
【関連投稿】
【沖縄知事選】第3の統一候補の検討、共産党・社民党・自由連合が反対 (野党分裂で自民圧勝、確定か)
http://www.asyura2.com/0601/ishihara10/msg/180.html
投稿者 桐嶋夏樹 日時 2006 年 9 月 02 日 01:01:32