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(回答先: Re: test 投稿者 gataro 日時 2007 年 2 月 25 日 17:32:26)
http://list.jca.apc.org/public/aml/2007-March/011869.html から転載。
[AML 12302] 埼玉県上田清司知事元日本軍慰安婦被害者を前に謝罪せず
motoei motoei at jcom.home.ne.jp
2007年 3月 3日 (土) 08:37:26 JST
2007.3.2
埼玉県上田清司知事元日本軍慰安婦被害者を前に謝罪せず
『元日本軍「強制慰安婦」イ・ヨンスさんのお話を聞く会』実行委員会
上田知事の歴史認識を問う県民連絡会
埼玉県の上田知事と元日本軍「慰安婦」被害者李容洙(イ・ヨンス)さんの面談が3月1日午後2時10分より、15分間知事室で行われた。
面談は知事と知事側通訳、日本軍「慰安婦」被害者と被害者側の通訳、計4名で応接室にて非公開で行われた。この面談は上記市民団体と知事側との間で設定されたものである。
市民団体側は「知事と本人の2人だけの面談では本人の発言の保障、及び記録が公正に担保されない問題があるという懸念から市民団体側の責任者を同席させて欲しい」と要請したが、知事側に断られた。また、知事と本人の面会場面の撮影も知事側は禁じた。
李容洙さんは知事が昨年、県議会で「慰安婦はいたが『従軍慰安婦』はいなかった」という発言に対し同年10月に話し合いを申し入れたが無視された。
今回の面談は李容洙さんが米国で行われた『日本軍「慰安婦」問題で日本政府に公式な謝罪を求める決議案(米国下院決議案121)』採択の際に米国議会公聴会で証言した、その帰国日程に合わせ市民団体側が知事側に申し込んで成立したものである。
李容洙さんは知事に対し「知事は強制的に連れ去られた『従軍慰安婦』はいないと言いましたが、私は15歳の時日本軍に強制的に連れ去られ慰安婦にさせられました。
「被害者のわたしが見えますか」と質問した。その質問に対し知事は深くうなずいた。しかし、知事は李容洙さんに「お気の毒です」と言っただけで例の「従軍慰安婦」否定発言に対しては謝罪しなかった。そして「慰安婦はいたが『従軍慰安婦』はいなかった」と述べた昨年7月の知事の意見書を日付も変えず、そのまま李容洙さんに渡した。
知事の「従軍慰安婦」否定発言は軍に強制的に連行された日本軍「慰安婦」被害者に対する、2重の人権否定発言であり、セカンドレイプと言えよう。
私たちとの記者会見後、知事単独の記者会見が市民立ち入り禁止という別室で行われた。そこで知事から『従軍は英霊に失礼』などという発言がだされ(埼玉新聞)、あの侵略戦争を反省していない知事の姿勢を露骨に示した。
知事の今回取った非民主的言動は新しい歴史教科書をつくる会そのものの姿勢であるといえよう。
今後も私たちは知事の歴史認識を問い続けていかなければならない。
私たちのこれまでの要求
1.知事の「『従軍慰安婦』はいなかった」という発言の撤回。
2.知事の日本軍「慰安婦」被害者本人に対する謝罪。
<註>
「従軍慰安婦」という言葉は従軍看護婦・従軍記者等あたかも自ら進んで軍と行動を共にしているような響きがあり、現在はあまり使用されていない。しかし、実態は「日本国家による強制従軍慰安婦」である。慰安所は民間慰安所(私娼)と日本軍設・軍管理慰安所があり、上田知事の発言のように従軍慰安婦はいなかった発言が事実とすれば、全ての慰安所は軍に関係ない民間経営の慰安所・民間慰安婦(私娼)となってしまう。