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(回答先: Re: 帰国子女による各国いじめ事情比較 投稿者 こげぱん 日時 2006 年 12 月 03 日 13:41:14)
この本は読んでいないので、もしかしたら見当違いかもしれません。
ただ、私の体験より、欧米の学校を体験した日本人が、日本の学校と欧米の学校を比較した意見、感想について 気づいたことがあるので 是非きいてください。
まず、帰国子女ですが、多くの場合、父親の海外勤務でいっしょに海外に行って一定期間くらし現地の学校に行ったこどもが多いと推察されます。滞在先は、主に欧米だと思います。もしそうではない場合、こどもは、日本人学校か、国際学校(インターナショナルスクールに行く場合が多い。) 最近では、母親といっしょに行って、小学生のこどもが学生ビザを取り、母親が ガーディアンビザを取って同行し、父親は日本に残る、という母親子留学も増えているので、こういうビザで滞在したこどももいるかもしれませんね。
どちらにせよ、気をつけてほしいのは、こういう日本の子供達は、現地の労働者階級のこどもの行く学校には 行かないということです。彼ら、彼女らの学校体験の多くは、現地の中産階級の子供達が行く学校がほとんど ということです。
国、地域によって異なり、いちがいには言えませんが、こどもの心の中に育ったある種のストレスや感情がいびつに外へ出たものを ’いじめのようなサイン’と見た場合、こども同士のしかと、言葉の暴力だけが問題ではなく、殺人、薬、恐喝、強盗、買春、暴力、破壊行為、火付け行為も大問題でしょう。
こういう問題は、主に貧しいエリア、労働者階級の地域で起ります。それは、日本でもそうでしょうが、私の感想では 人種、移民問題もからんでいるせいか、比較にならにくらい欧米の方がこの階級差は激しいし、上の犯罪行為も 激しいと思います。
欧米と日本の学校をもし比較するのなら、上記の視点を忘れないで下さい。
そして、単純に比較し、欧米は素晴らしいから、あちらのまねをしよう、などとゆめゆめ思わないように。ただ、参考になること、学ぶべきことは、それぞれの国にあるとは思います。