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http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/education/article.aspx?id=20061128000400
体力アップに向けユニークな取り組み−柞田小
2006/11/28 19:32
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集団跳び箱を披露する児童たち=香川県観音寺市柞田町、柞田小学校
子どもの運動能力の低下に歯止めをかけようと、香川県観音寺市柞田町の柞田小学校(藤田都明校長)は、体力アップに向けたユニークな取り組みを行っている。教諭らが考案した独自のプログラムを授業課題や休憩時間の遊びに導入。児童たちは楽しみながら実践し、体力測定の結果では、数値が年々上昇するなど成果を上げている。
文部科学省が進める「子どもの体力向上実践事業」の一環。二〇〇四年度に県内で唯一指定された柞田・木之郷地区では三年間にわたり、同小を中心に体育指導員や保護者らが地域ぐるみで子どもの体力向上に取り組んでいる。
プログラムは、昼休み時間を拡大する「休み時間スポーツタイム」や鉄棒や縄跳びの回数をランキング付けする「柞小筋肉番付」など十三項目。プログラムの中で、ロープに通したバトンを投げ上げる「レーザービーム」や曲に合わせて行う「五分間体操」など教諭らが開発したメニューで、投げる力や体の柔軟性を高めている。
体力測定では、六学年男女別の平均値でみると、計九十六項目のうち八十項目が全国平均を上回り、〇四年度に比べ二十項目増加した。
二十八日には同小で授業公開があり、香川県内の学校関係者や小学校教諭ら約百人を前に、児童たちが並んだ跳び箱を連続して跳ぶ「集団跳び箱」などを披露した。
藤田校長は「多彩なプログラムによって、子どもたちの表情が生き生きとしてきた。今年度で事業期間は終わるが、来年度以降も続けていきたい」と話している。