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(回答先: 高校の履修不足問題は正直者が馬鹿を見る事を教えている。クラスメートが「いじめ」を受けても誰も助けない今の子供達。 投稿者 TORA 日時 2006 年 11 月 01 日 14:51:32)
皆様、こんにちは。
「安倍総理大臣は30日、教育基本法の改正案を審議する衆議院特別委員会で、各地の高校で必修科目を教えていなかった問題について、「受験対策だけに絞り、ルール破りを学校が奨励した結果で、責任はきわめて重い」と批判し、学校側の意識の根本的な改革が必要だという考えを示しました。」
(10月30日 18時57分(NHK))
安倍政権は教育改革を最大の目標としているという事ですが、その内容は「いじめ」でも「高校の授業科目未履修」でも結局モラルの問題としてしまっていて、要するに「モラルを徹底させれば教育問題は解決する」と考えているようです。しかし今回の問題の場合、「受験科目の削減」や「授業時間の削減」はいわゆる「ゆとり教育」のメインとなる政策でした。その結果が結局「冬休み中の補習」となったというのは、明らかにこの政策が失敗だったという事を示しています。なのになぜ、政府の誰も「授業時間の増加」「完全週五日制の見直し」を言わないのでしょうか?授業時間が削減される中で受験で結果を出すためには、授業内容を受験科目に絞るしかなかったというのが今回の問題の根底にあるのならば、「学習指導要領を遵守しろ。しかし授業時間は増やすな。」というのは、「公立高校に行っているだけで進学できると思うな。進学したければ塾か予備校に行け。行けないやつはあきらめろ。」という事になってしまいますが・・・。
あっ、そうか!それこそが安倍政権の掲げる「教育改革」の真の目的なのか!