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□「イジメで自殺、はマスコミにやられる」 これが教師の「隠蔽体質」を生んだ [J-CASTニュース]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2594466/detail?rd
「イジメで自殺、はマスコミにやられる」
これが教師の「隠蔽体質」を生んだ
福岡県筑前町の町立三輪中2年の男子生徒、北海道滝川市の小学校6年生の女児の「学校でのイジメ」による自殺が連日マスコミをにぎわせている。そして、学校側はイジメが原因で自殺したことを「認めない」、さらに「隠蔽」しようとしている。それはどうしてなのか。
ある教育委員会関係者は、J-CASTニュースの取材に対し、こうした「イジメが自殺の原因ではない」としたがる学校側の対応は、マスコミの目を気にしていることが大きいと話す。
いじめ自殺でなければ、教師の処分や昇進に影響しない
この関係者は、自身が教員時代に教え子を自殺で亡くした経験がある。進学に悩んでの自殺だった。マスコミの興味は呼ばないようで、どこも報道しなかった。
「自殺を止められなかったのは、もちろん我々教師の責任。重く受け止めショックも大きく今でも凄く悔しい思いを感じています。ただ、生徒の自殺が教師の処分や昇進に影響することは少ない。でも、イジメで自殺したとなれば全然変わってきます。その原因はマスコミ報道なんです」
1986年に中野区立中野富士見中学2年の男子生徒が「このままじゃ、生きジゴクになっちゃうよ」と遺書を残して自殺した。学校で教師も関わった「葬式ごっこ」が衝撃的なイジメ自殺として連日大きく報道され、関わった教師や関係者が報道で丸裸にされた。
「イジメ自殺はマスコミの餌食になり、重大な責任を取ることが求められる。それが中野富士見中学の件でわかり、極端に恐れるようになったんです」
帰宅できるのは、電話が少なくなる午前零時頃
福岡県筑前町にはイジメ自殺のニュースが出るやいなやマスコミが大挙して押し寄せた。イジメに関わったとされる教師の情報が氾濫。クラスの生徒を成績に応じ、イチゴの品種になぞり「あまおう」「とよのか」「出荷できないイチゴ」と呼んだことや、書道の時間に太っている女生徒に「豚」と書かせたなど報道された。ネットでは関わった教師への批判だけでなく、実名と思われるイジメた生徒の名前や、三輪中校長室の直通電話番号なども出た。
J-CASTニュースの取材に対し、福岡県庁内の福岡県教育委員会の担当者は、「一つの命が無くなったことは重大な問題であり、毎日、問い合わせについては真摯に対応している」と話した。06年10月13日から義務教育課の電話が鳴り続け、受話器を置く暇がないほど問い合わせが来ているのだという。繋がらないこともあり、総務など他の部署にも連日相当数の電話がかかり、その数は数えられないほど多いという。その問い合わせの内容の殆どが「許せない!」と担当教師に対する怒りの電話。「できる限り問い合わせに対応したいので、うちの部署の10人が帰宅できるのは、電話が少なくなる午前零時頃になります」と疲れた様子で話した。
学校でのイジメ問題がクローズアップされたのはもう10年以上も前だが、文部科学省の調査では、99年から05年9月まで公立小・中・高等学校の児童生徒の「イジメが原因の自殺者はゼロ」となっている。とにかくマスコミの関心を引かないこと、という教師側の対応の反映かもしれない。
2006年10月18日20時33分
▽関連記事
□福岡の中2自殺 に見える イジメ天国 日本の恥部 [世相両断]
http://d.hatena.ne.jp/warabidani/20061017/p1
2006-10-17
■福岡の中2自殺 に見える イジメ天国 日本の恥部
常識的に考えて教師が率先して生徒をいじめるなどということはあり得ない。いじめ問題に対する対応を誤り、最悪の結果を招いた事件と思われるが、この事件の真相は本当はよくわからない。しかし、例によってマスコミの一方的な扇情報道が目につく。
もともと日本人は陰湿な民族である。いじめが好きでたまらないのだ。
弱い立場の人間を見つけると扇情的になってアラを見つけそこを攻撃して、快感に浸る。実に低俗で下劣な精神構造である。しかも大勢でやれば下劣な連帯意識(安心感)が加速される。
マスコミのやるバッシング記事もいじめと裏腹な関係にある。
ガキのいじめは多分に本能的な面もあるが、大人社会を見習っている面もある。特に日本社会におけるいじめの構造はその陰湿さにおいて世界でも類を見ないだろう。
日本において革命は一度たりとも起こらなかった。常に上意下達の社会であった。権力におもねり配下から搾取する。庶民までその根性が染みついているのである。
ガキのいじめはターゲットを見つけると、(この場合ターゲットはどうでもいいのである。変な奴に越したことはないが)そいつを集団でいじめることで下劣な連帯意識を持つのである。
大衆の下劣な部分に迎合して販売部数を伸ばそうとする新聞社はこの手のバッシング記事を得意とする。類は類を呼ぶ。下衆には下衆なのである。
この教師が無能であったことは言うまでもない。学校の対応も下劣であった。生徒も低能な生徒が集まっていた。その低能な生徒の親も同様である。
学校は低能な集団に適切な対応をできなかった。そうさせた最大の原因は文科省指導の日本白痴化政策である。はじめてこの記事を読む人は、「こいつ何を言っているんだ?」と思うかもしれないが、暇な人は本ブログの過去記事に目を通してもらいたい。一言で説明できる内容ではないが、この教師が本来持っているはずの技術がアホ役所の通達のせいで封じられていた可能性がある。
緊急父母会でどのような話が交わされたかは知らないが、いじめに荷担した父母は当然責任のすべてを学校側に求めたであろう。
このような状況下であっさりと謝罪してしまったこの前担任の精神力の弱さには呆れる。いい歳をしているのに、自殺した生徒の精神構造と大して変わらない。
スケープゴートが現れて安心している連中も多いだろう。この前担任にも当然責任のかなりの部分があるだろうが、この男に罪をすべてかぶせて、逆に被害者面している連中もいっぱいいるはずである。
もっとも学校側は最初は責任をとろうとせず、被害者家族の執拗な追求の結果、世論も味方し結果として謝罪するという経緯をたどったことは事実である。
交通事故死が起きて初めて信号機のできる社会なのである。この死を無駄にしてほしくはないが、現在の日本の環境下では、このような不幸な事件は後を絶たないだろう。自民党が政権を続けている以上、私は無理だと思う。
また、みんな遠慮して言わないが、自殺という手段はきわめて短絡的な解決法である。中学生という年齢ならば当然この少年にも非があるのである。
死者が出れば加害者がすべて悪いと言うことではない。
マスコミの無責任な報道のおかげで、それに洗脳された無分別な行動に出るバカの出現が心配である。
学校でチンピラ・ズベ公が教師に注意されると、「ガタガタ抜かすと自殺してやるぞ」と抜かしたり、イジメによって自殺を考えていた生徒が、「やっぱり自殺すれば注目してもらえるのか」と心得違いしたり、もともと精神異常で自殺した子供の親が責任を一方的に学校になすりつけて損害賠償請求したりする事例が予想される。
前担任がいじめの発端? 福岡の中2自殺 頻繁に差別的発言
http://news.goo.ne.jp/article/nishinippon/nation/20061016_news_010-nnp.html?fr=rk
福岡県筑前町の三輪中学校2年の男子生徒(13)がいじめを苦に自殺したとみられる事件で、同中の合谷(ごうや)智校長は15日、1年生時の担任だった男性教諭が男子生徒に対して不適切な対応や発言をするなど、「教師によるいじめ」があったとして、両親らに謝罪した。校長は男性教諭の対応が「(自殺の)1番大きな引き金になった」「子どもたちによるいじめの大元になった」と述べた。
(参照)
福岡の中2自殺、全校集会で学校側謝罪
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/K2006101601880.html
生徒自殺の三輪中 全校生に実態調査 教諭の不適切言動把握へ
http://news.goo.ne.jp/article/nishinippon/nation/20061016_evn_002-nnp.html