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(回答先: いじめ苦に自殺、市教委が隠蔽 批判相次ぐ [JANJAN] 投稿者 white 日時 2006 年 10 月 02 日 18:08:35)
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/edu/news/20061005k0000m040158000c.html
北海道いじめ自殺:遺書拝読を拒否 滝川市教委の部長
北海道滝川市の小学校の教室で昨年9月、6年生の女児(当時12歳)が首をつり、その後死亡した問題で、女児が首をつった後、遺族の男性(58)が市教委の辰巳信男教育部長に、いじめを疑わせる記述がある遺書を見せようとした際、同部長が断っていたことが分かった。遺族は「『遺書ではない。文書だ。見たくない』と突っぱねられた」と訴える。辰巳部長は遺書を受け取らなかった事実は認めたが、発言の内容については「『後日複数で見せていただきたい』と伝えた」としている。
遺族側によると、女児が江部乙小で首をつった翌日にあたる昨年9月10日、男性は入院先の病院で辰巳部長と2人だけで会った。男性が「遺書があるんです。見て下さい」と遺書を示すと「見たくない」と拒まれた。男性が「あなただって人の親じゃないんですか」と言うと、辰巳部長に「人の親だから言っているんだ」とどなられ、にらみ合いになったという。
辰巳部長によると、男性からは首つりの数日後に遺書を示された。手持ちの筆記具がなく、自分一人で内容を理解できるか自信がなかったため、その場では見なかったという。辰巳部長は「(遺書を示されて)びっくりしたが、『見たくない』とは絶対に言っていない。その後のやりとりはよく覚えていない」と説明。「結果的にそのとき見てあげればよかった」と反省を口にしている。
男性は「ばからしい弁明で何も言う気にならない」とあきれている。
遺書を巡っては、安西輝恭教育長が2日の会見で、「始めから見せてもらいたい気持ちはあった」とし、原因究明に欠かせないとの認識を強調。だが、遺族側は辰巳部長の言動に加え、首つり当日に遺書の内容の一部を転記していたのに内容を覚えていないとする河江邦利校長に不信感を抱き、今年6月まで遺書のコピーを市教委側に渡さなかった。【遠藤拓】
毎日新聞 2006年10月5日 1時21分