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[AML 9758] アイヌ民族自治州があったら・な〜集会への参加報告がJANJANの記事になりました。
矢野周三 shuzo-y at shingor.net
2006年 10月 3日 (火) 11:54:28 JST
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9月25日に参加した『ダム開発とアイヌ民族』(投稿番号9424)という集会の模様
をインターネット新聞JANJANに送りましたら、記事が採用され、掲載されまし
たので、お知らせします。
http://www.janjan.jp/index.php
の
[地域]アイヌ民族自治州があったら・な
をクリックすると、
http://www.janjan.jp/area/0610/0610012053/1.php
に飛びます。
携帯からのアクセスなどでリンクできない人のために、下にコピペします。
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アイヌ民族自治州があったら・な 2006/10/03
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貝澤耕一平取アイヌ文化保存会事務局長(特定非営利活動法人ナショナルトラスト
・チコロナイ理事長、福祉法人二風谷福祉会理事長)は9月25日、東京都内で開か
れた集会で「アイヌ語を伝えるにはアイヌ民族自治州があったらいい」と語った。
集会参加者から「アイヌ問題は和人によるアイヌ居住地への侵略を問うものである
という認識に立った場合、これを解決するには土地の所有権が問題になる」として、
今後の運動の方向性を問われたことに答えたもの。
同氏は一方で「世界的に見れば、先住民族への土地の返還が次々に行われている。
しかし、昔のアイヌには土地を私有するという概念がなかった。したがって『和人は
出て行け』というつもりは毛頭ない」として、先住民族としての正当な権利を主張す
る一方で、和人(シサム)との平和的な混住を継続する方向も示した。アイヌ民族自
治州実現のための具体的な方法論には言及しなかった。
集会は「ダム開発とアイヌ民族」と題して開かれた。貝澤氏の講演と、集会参加者と
の質疑応答が中心となった。
同氏は講演の中で、調査された平取ダム建設予定地について、「アイヌの聖域であ
るチノミシリやイオル(生活資源確保の場)が含まれている」として、アイヌ文化伝
承の大切さを訴えた。
しかしその一方で、工事によって雇用などの面で生活を支えるアイヌもいるという
現実を吐露。生活と文化継承を両立させることの難しさを覗かせた。今回の発言は、
経済的な苦境、高齢化などによる文化伝承者の寡少化などの問題に直面するアイヌ民
族にとって、今後の権利回復活動のあり方を示す意味で注目すべきものと言える。
貝澤耕一氏は、故萱野茂氏とともに「二風谷ダム訴訟」の原告となり、アイヌの先
住性を判決で勝ち取った人物で、アイヌ民族としての権利回復を求めて精力的に活動
している。
(矢野周三)
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ちなみに、記事中で質問した「集会参加者」とはぼくのことです。
矢野周三
議論奨励ML/ほんまの左翼がよる呑み屋
http://tempaikai.nsf.jp/mailman/listinfo/honsayoku
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平和的に天皇制を廃止する会
http://tempaikai.nsf.jp/
http://list.jca.apc.org/public/aml/2006-October/009355.html