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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060727-00000004-oric-ent
夏休み本番、地方から東京に遊びに来る女の子が増えるこの季節は、芸能プロダクションにとって「スカウトの季節」。スカウトをきっかけにスターダムに駆け上ったタレントも数知れない。
しかし、各芸能プロが新人開発の手段として積極的にスカウト活動を展開する一方で、最近も、オーディション情報誌『月刊デ・ビュー』編集部には、芸能プロダクションから「当社の名前をかたった悪質な業者のスカウトが横行している」という報告や、スカウトで高額なレッスン契約を結ばされたなどという相談の連絡が入っている( 対処法一覧 )。
http://www.oricon.co.jp/news/entertainment/29592/#rk
実際、芸能プロのスカウトに見せかけた詐欺的な勧誘行為の被害は絶えない。例えば、強引な勧誘で高額商品の契約やサービスの契約を結ばされた場合には、クーリングオフなどの消費者保護の制度があり、未成年者が親権者の同意なく結んだ契約は無条件で取り消すことが出来る権利もあるので、トラブルに陥ったら、全国の消費者センター等に相談することだ。
悪質なスカウトにひっからないためには、以下のような対処方法を覚えておこう。
1.スカウトされたとき安易に会社までついていかない。2.自分の連絡先を安易に教えない。スカウトマンの名刺をもらって後日自分から連絡する。3.名刺の人物が実在するかどうか電話をして確認する。4.会社にどのような人が所属し、どんな活動をしているかを聞き、確認して参考にする。5.未成年の場合は自分だけで判断せず、保護者等に相談のうえ、面接などに同席してもらう。
“シンデレラストーリー"として語られるスカウト。本当のチャンスにめぐり合うには、「スカウトされた」ということに舞い上がってしまわずに、一度冷静な判断をする時間を持ち、客観的な判断を仰ぐことが大事。真剣に原石を獲得したい芸能プロのスカウトマンならば、不安を取り除き、誠実な対応で臨むはずだ。