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(回答先: ギャンブル、株、暴追、ネギカモ にされぬ心得 投稿者 kokopon 日時 2006 年 7 月 14 日 12:48:22)
今後投資詐欺が雪崩を打って増加する 高齢者の資産狙う詐欺団 (livedoorニュース、ベリタ通信)
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2218359/detail
「投資詐欺から高齢者を防衛することが、現在の最も重要な問題の一つだ」
ベビーブーマー(団塊の世代)が大挙引退するにつれ、投資詐欺が“雪崩”を打って増加するだろう――。
こんな不気味な予告が流されている。
米国では現在40歳以上が米国の富の約9割を握っているが、今後20年間に60歳以上は7500万人に
達する。昔の高齢者と違って、ベビーブーマー世代は、寿命が伸びた分、退職しても生計費を支えるために、
蓄財よりの利殖に走る傾向がある。これを狙って、投資詐欺が急増する可能性が大きいという。
米メディアによると、最近首都ワシントンの証券取引委員会(SEC)で開かれた高齢者への投資詐欺に
関するセミナーで、コックス委員長は、「投資詐欺から高齢者を防衛することが、現在の最も重要な問題の
一つだ」と、強調した。
米国では、ベビーブーマー世代は出生率の高かった1946年から1964年生まれの人たちを指す。
この世代は、昔と違って、そのまま静かな引退生活に入るわけにはいかない。
寿命が伸び、その分高い医療費を負担する期間も長くなった。これを補うために、長年の貯金を投資に
回す傾向が強まっている。この世代は、8兆5600億円(約995兆円)という莫大な投資に回せる資
産を持っているという。
これを見逃さないのが、詐欺グループである。あの手この手の心理作戦を駆使して、高齢者が貯め込んだ
資産を奪い取ろうと暗躍している。
最新の調査報告では、投資詐欺の被害者のうち、60歳以上の高齢者が30%を占めている。米国の人口で、60歳以上が占める比率は15%にすぎないことを考えれば、高齢者が詐欺にひっかかる危険性は極めて高い。
ある実業家は、妻が亡くなった直後に、郵便物を受け取った。中身は、石油・天然ガス田への投資を誘う内
容だった。翌日、セールスマンから電話がかかり、4万ドルの投資をすることを決めた。
当初は、高利回りのうまみのある投資にみえたが、3年後におかしくなった。気がついた時には、貯金して
いた50万ドルすべてを失ってしまっていた。
これまで投資詐欺にひっかかるのは、金融知識のない人たちというのが通説だった。ところが、最近の統計
では、学卒で、高い地位にいた男性が、詐欺に遭うケースが目立っている。
詐欺グループは投資を勧誘する際、例えば、石油関係に30年間従事し、詳しいなどと話し、あたかも十分
な実績があるかのように印象付けたりするのが常套手段になっている。さらにいったん口車に乗って投資をし
てしまうと、その後は「今投資をストップしたら、今までの分がすべてなくなる」と、さらに投資を要求した
りするという。
電話口であまり個人的なことをいうのも禁物だ。ある詐欺犯の話では、だます相手に電話をかけるときは、
最初の15分間はいつも祈りに時間をさいたという。これは相手が宗教を深く信じていると、以前打ち明け
たため、詐欺犯がこれを巧みに利用しようとしたものだった。
セミナー参加の関係者たちは、知能犯のグループが、高齢者の資産を狙っているとを強く警告するとともに、
うまい投資話だと感じたら、それは危ない話だと考えるべきだと忠告している。
2006年07月20日00時08分 ベリタ通信 /