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(回答先: 資本主義下では、解決しない先住民問題 彼らの強い”共有”の価値観 【戦争板より】 投稿者 東京音頭 日時 2006 年 7 月 13 日 10:24:11)
先住民問題の深刻さと資本主義の関係についての貴重な分析、拝見致しました。
現在、約5世紀に渡って継続したユダヤ国際金融資本の世界支配が崩壊しようとしています。これによって資本主義（近代世界システム）は消滅するか、大幅な変更を迫られることでしょう。それによって先住民の迫害が少しでも改善されればよいのですが。
ところで、件名に書きましたとおり、私は資本主義以前の世界でも先住民虐待や虐殺が行われていたと考えています。東プロイセンの原型である独騎士団領は、十字軍を組織するキリスト教教団が異教徒のバルト人を虐殺しながらバルト海沿岸を侵略し征服して成立したものです。また、江戸時代には当時の蝦夷地で日本人によるアイヌ人の奴隷労働が見られ、大幅に人口が減少したとされています。アイヌに魚を捕らせてそれを肥料にして収穫を増やしたという話しも聞きました（どこまで本当かは知りません）。日本と独の例だけを取り上げましたが、他の地域でも同様のことはあったでしょう。先住民が絶滅してしまい、記録すら残っていないことも多いと思われます。
私は、これらの先住民虐待の最大の原因は、侵略側の社会の人口増加だと考えています。例えば、江戸時代前半に日本の人口は二倍に増加しています。人口が多すぎるので移民先が必要になったり、農業の収穫増加のための魚粉肥料が必要になったりするのでしょう。現在中国がチベットやウイグルで行っている先住民弾圧も、漢族の人口増加による移民が最大の原因だと思います。欧州のイスラム系移民問題も、北アフリカ等の人口増加が原因であり、途上国から先進国への一種の逆侵略という見方もできると思われます。少子化が進む日本・欧州・ロシアでは今後先住民弾圧問題は消滅し、逆に人口の多い南の地域からの移住民による逆侵略の被害からいかに社会を守るかという問題が大きくなってくるのではないかと思います。
ユダヤ国際金融資本としては、人口が増加し先住民弾圧による開拓、人口圧による戦争が起きることは好ましいことですから、彼らがそれを推進していたことはありうるでしょう。毛沢東時代の中国の人口の爆発的増加や、現在のインド亜大陸の人口激増もユダヤ国際金融資本が仕組んだ部分があるのではないかと思います。
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