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http://blog.goo.ne.jp/hiroura3993/e/bd07ccdd8b35f66d54a30b9ff5f8beeb から転載。
人口が減ってゆく
厚生労働省がまとめた2005年の人口動態統計によると、日本人の女性が一生に産む子供の平均数「合計特殊出生率」が1.25だったことが分かった。二人以上の子どもを一人の女性が産まなければ長期的に人口を維持できないそうである。
少子化対策などと言っているが、安心して子どもを産み育てることができる社会かどうか。
不安定雇用の広がり、異常な長時間労働、増税、出産・育児・教育などの経済的負担の増大。
子育ての社会的環境の悪化などを考えれば、無理もない。貧困と社会的格差、日本社会のゆがみ、生きづらさの反映だろう。
一方で、警察庁の統計では昨年も自殺者が3万人を越えたという。交通事故死者の4倍を超える。
どんな保険に入るかだとか、生活習慣病対策を言う前に自殺しないことをまず考えなければならない。
根っこは子どもを産めないということと同じところにあるのではないか。