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東京音頭さんの下記投稿への関連記事です。
1歳の女児強姦。 女児への強姦が慣習化、衝撃的な先住民の苦しみ(オーストラリア)
http://www.asyura2.com/0601/social3/msg/110.html
投稿者 東京音頭 日時 2006 年 5 月 18 日 11:23:32
http://www.janjan.jp/world/0605/0605285113/1.php?PHPSESSID=caca33c505c23ddd99ab7da02e39a1f1 から転載。
オーストラリア政府、アボリジニ族の女性/子供虐待に無関心 2006/05/29
【シドニーIPS=ニーナ・バーンダリ、5月22日】
国連の先住民族問題常設会議(UNPFII)の第5回会合が行われる中、オーストラリアでは、北部州検察官が作成した報告書によりアボリジニ社会における女性/子供虐待の実態が明らかになった。(強姦され殺された6歳の少女や母親が酒を飲みに行っている間に複数の男に襲われ外科手術が必要な程の酷い性的暴行を受けた子供などの事例を報告。)
アボリジニおよびトレス海峡諸島の先住民族は、先進国の中で最も阻害された民族である。同地域の女性早死の第一原因は殺人であり、家庭内暴力犠牲者は、オーストラリア国内の他の地域と比べると45倍に達する。しかし、犯罪犠牲者の多くは、コミュニティ内での復讐、嫌がらせ、脅迫を恐れ泣き寝入りが殆どだ。
オーストラリア労働党のマンディーン党首は、「政府は人種差別のレッテルを貼られるのを恐れ、警察も先住民を標的にしていると思われたくないため介入を避けている」と語っている。また、人権活動家および政府革新派は、「政府は、欧州植民地主義による先住民制服の悲劇を無視している」と非難している。
先住民社会担当委員のトム・カルマ氏は、「問題解決には、住宅/居住環境改善、雇用創設、健康/教育プログラムの導入といった社会/経済的措置が必要」と主張する。しかし、先住民の2006−2007年度保健政策予算は、僅か9000万ドルである。オーストラリア医療協会によれば、先住民医療予算は年間3億4500万ドル不足しているという。
人権擁護団体Oxfamは、「政府の介入がなければ先住民コミュニティーの暴力は改善されない。先住民リーダーの参加を認めない中央政府のトップ・ダウン政策では、先住民コミュニティーの暴力は改善されない」と指摘している。
オーストラリア政府から見放されたアボリジニ社会の暴力問題について報告する。(原文へ)
翻訳/サマリー=山口ひろみ(Diplomatt)/IPS Japan浅霧勝浩
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