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□親の所得格差で子ども学力格差…「二極化」6割感じる [ZAKZAK]
http://www.zakzak.co.jp/top/2006_05/t2006052909.html
親の所得格差で子ども学力格差…「二極化」6割感じる
子どもの学力について「勉強ができる子」と「できない子」の二極化が進んでいると感じている人が60%を超え、うち70%近くは「家庭の所得格差が原因」と考えていることが27日、有識者らでつくる「日本の教育を考える10人委員会」(委員長・佐和隆光立命館大教授)の義務教育アンケートで分かった。
インターネットリサーチ会社の会員から、地域や年代バランスを考慮して抽出した20歳以上の男女2万5000人を対象に4月、ネット上でアンケート。1万184人が回答した。
学力二極化について「進んでいる」が64%、「分からない」が30%、「進んでいない」は5%だった。「進んでいる」と答えた人のうち66%が「塾や予備校などの費用が出せるかどうかの所得格差が影響する」とした。
子どもに受けさせたい教育は「大学まで」が最多で73%。「大学院まで」9%、「高校まで」9%、「専門学校まで」6%と続いた。
今後の教育費用の家計への負担について57%が「かなり・やや心配」とし、小中学生の親(1827人)に限ると「心配」は89%に上った。
学級規模を縮小する「少人数学級」は71%、小規模集団で学習する「少人数指導」は70%が賛成。1クラスの理想は小学校が「25−30人未満」31%、「20−25人未満」24%。中学校は「25−30人未満」31%、「30−35人未満」21%だった。
能力別にクラス編成する「習熟度別学習」に賛成の人は48%。子どもを大学院まで進ませたいと考えている人(946人)に限ると、賛成が64%に上り、高学歴志向の親ほど習熟度別に肯定的な傾向がみられた。
ZAKZAK 2006/05/29