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岡留安則の「東京ー沖縄ーアジア」幻視行日記より
http://www.uwashin.com/2004/indexdiary.html
この日の夜、東京から県民大会に参加した社民党の保坂展人議員と桜坂のKで酒食を共にして、あれこれ語り合う。
保坂氏の話で面白かったのは、小泉の「官から民へ」の方針が、実は「官から米国系企業へ」という衝撃的話を聞く。
簡単に説明しておくと、入管法の改正で、海外から日本に入国する外国人の指紋と顔写真の提供が義務付けられたが、今後のIC旅券を自動化ゲートでチェックするシステムを開発した米国系のアクセンチュアという会社と米国に比べて遅れている政府のIT化を進めるために法務省、警察・検察、社会保険庁、公取委、国税庁、宮内庁までが、この会社の生体情報認証技術とノウハウを利用する方向性にあるというのである。この会社は米国政府の軍事予算から1兆円の予算を受注して、テロ対策をサポートしたものの、会社は9・11同時多発テロ直前にタックスヘブンのバーミューダーに本社を移したいわく付きの無国籍企業で、米国議会においても民主党がその疑惑を追及して問題になったのだという。ひとことでいえば、日本人の個人情報が得体の知れない会社に一手に握られてしまう可能性があるものの、日本の政府はまったくの無自覚なのだという。