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(回答先: 今村雅弘議員の実家全焼 佐賀・鹿島 (産経) 投稿者 近藤勇 日時 2006 年 9 月 26 日 06:56:26)
http://worstblog.seesaa.net/article/24424715.html
住宅火災の相次いでおります折柄、防火管理者として消防署の査察立ち入りには並々ならぬ心労を重ねて来た者として(
http://worstblog.seesaa.net/article/24307471.html
)、一言申しあげたいと存じます。
今村代議士の実家全焼、失火と不審火の両面で捜査
25日午前3時45分ごろ、佐賀県鹿島市高津原、無職今村利雄さん(89)方から出火、木造平屋の同住宅115平方メートルを全焼した。けが人はなかった。
今村さん方は佐賀2区選出の今村雅弘衆院議員(59)(無所属)の実家。県警鹿島署は失火と不審火の両面で捜査している。
調べによると、利雄さん方は夫婦2人暮らし。2人で24日午前中から外出しており、出火時は留守だった。
隣家にいた女性(57)が、利雄さん方から火が出ているのに気付いて119番通報した。現場の状況から、同署は室内から出火した可能性が強いとみている。
(2006年9月25日12時23分??読売新聞)
今回もまた「実家」の火災が発生致しました。幸いにして住人の方は外出中のことでありまして、ケガ一つなさらなかったのは誠に不幸中の幸いと言うべきものでありますが、最近、居住者の留守中に発生する「不審火」の事例を耳にすることがあり、たとえ留守中といえども、どうか油断なさることのないように、お願いを申し上げます。
このたびの火災の原因につきましては、現地の消防ならびに警察にてご調査されていることであろうことと思います。昨今は報道関係への規制もなかなか厳しいものがあると聞いておりますので、もしかすると真相は私どもの知りうるところではないのかも知れません。事実、地元「佐賀新聞」では「居間の燃え方が激しいことから、コンセント部分がショートを起こして出火した可能性が高い」との見方を示しておりますので、おそらくその通りであると考えるものであります。
しかしながら、専ら防火の立場から見ますと、火災の直接の原因の調査を待たずとも、その遠因となる様な出来事を指摘することが出来るのであります。これは不断からの心がけといった要素が極めて大きな役割を果たしているものでありまして、今日はこのような点について、皆さんのご注意を促したい。
まず今村議員は昨年、郵政民営化法案に反対票を投じた、いわゆる「造反議員」であります。「造反有理」の「造反」であります。そのあとには「革命無罪」と続くのであります。しかしながらそれはまあよろしい。革命が即ち火災につながるとはいえません。よしんば革命が火災を意味するとしても、国民一人一人の防火意識によって必ずや革命の火の手を食い止めうるものと信じております。そのためにも是非、ご家庭の消火器の点検を、いろいろな意味でお願いしたいのであります。
それはともかくと致しまして、今村議員において本日取り上げたいと考えておりますのは、彼のブログであります。
http://www.imamura-masahiro.com/
皆さんはよくご存知かと思いますが、ブログ、これは極めて燃えやすいものであります。何かというとじきに「炎上」するところ、高い可燃性を持っておりまして、本来ならば危険物に準じた取り扱いを要するところでありますが、仮に皆さんのお宅にこのブログなどというものが放置してある、書いたり読んだりしている、このような状態は火災を誘発する恐れが極めて高い、このような認識を持って頂いて、ひとつこの際止めて頂くに越したことはありません。
例えば今村議員は9月10日のブログにおいて「いよいよ自民党総栽選が始まった。予想どうりの顔ぶれとなったが安倍優勢は変わらない。」などと書いておられます。良くご覧になって頂きたい「総栽選」であります。現在無所属であるからといって総裁をナスかカボチャのように栽培するつもりでいるらしい。不適当な表現であるとしか言いようがありません。ちなみに「予想どうり」は「よそうどおり」と入力すると「予想通り」と変換されるのですが、今村議員は日本語に弱いらしく、別の日の記事でも畏れ多くも「悠仁」を「さきひと」と読むという、いやしくも日本人であるならば仮に間違うとしてもそういう間違い方はしないだろうわざとやるならもっと面白くしろ例えばちょっと苦しいが「ひまじん」と読ませるとか、まことに不敬千万なことであります。ちなみに議員は東大法学部出身でいらっしゃいます。
今村議員はこの日の記事において安倍氏の当選を予想した後で「問題はその後だ。いみじくも森元総理が心配されるよう、にわか側近が多すぎる」などと書いてしまいました。「にわか側近」、これは良い。しかしそれが「多すぎる」となるとかなり危険であります。大勢の「にわか側近」に総攻撃を受ける恐れがあります。事実「にわか側近」は大勢いるのであります。自民党の大部分が「にわか側近」と呼ばれる資格を持っているわけですから、今村議員は自民党全体を敵に回したのと同様であります。
さらに民主党渡部国対委員長の「安倍総理は国民の為にはならないが我が党の為にはなる、何故ならば参院選で必ず勝てるからだ」との言を「不遜」と切り捨て、そればかりか「ふざけるんじゃないぞ、たとえ今は党を離れているとはいえ平沼元経済産業相以下真の武闘派が控えていることを忘れるな!」と喧嘩を売っております。「武闘派」だそうであります。選挙を「武闘」で切り抜けるつもりらしいのですが、自民党の中にも大仁田厚や神取忍がおりまして、こちらの方が頼りになりそうです。いずれにせよこれで民主党をも敵に回してしまったものであります。これは防災上、大変危険な状況であると言わねばなりません。
このように自ら火を起しつつあったところへ更に油を注いでしまったのが21日の記事だったと申し上げてよろしいかと思います。今村議員は安倍氏の当選を受けて「安倍自民党総裁が誕生!心から祝福を送ります。」としながらも、「内外に多くの課題を抱えるなかしっかりとリーダーシップを発揮してほしいと願っていまそれにしても何ともいえない三候補の微妙な得票具合だった。先般ブログで、マスコミが言うほど安倍圧勝にはならない、と述べたがまさかこれほどとは」と書いてしまいました。「発揮してほしいと願っていまそれにしても」は原文のママであります。「願っています」なのか「願っていません」なのか分かりませんが、そこら辺をあいまいにしたまま「それにしても」と得票数の少なさを指摘する。極めて効果的です。
おそらく安倍陣営としては集票に相当な努力を払っていたと思われ、おどしたりすかしたり、無理矢理に支持を取り付けたものの最終的には裏切られた、そういう形で他候補に流れた票がかなりあったのではないでしょうか。これから陰惨な復讐劇が始まろうという矢先でありますが、この時に当たり一介の「造反議員」の「まさかこれほどとは」という表現は、かなりカチンと来るものと推察されます。この文末表現は「まさかこれほどとは(笑)」とか「まさかこれほどとはw」のように外部からの高みの見物的嘲笑的に受け取られても仕方のないものでした。これだけでも安倍総裁への宣戦布告としてはもう十分すぎるほど十分でありますが、この日の記事の最後ではこれからの全面戦争に向けて、こんな風に締めています。
「本日のところはここまで。これ以上余計なことは言わないでしばらくおとなしくしときます。」
今村議員のブログは本日までのところここでプッツリと途切れ、そして本日未明の火事へと至ったわけですが、火事の直接の原因はあくまでコンセントの埃ですから、相当長期間にわたって「余計なことは言わないで」「おとなしく」していることが期待されているようです。次に灰になるのは家だけではないのかもしれないのですから、やはり人命尊重が第一であるということをしっかりと考えて頂きたいと思うものであります。
ちなみに平成18年度秋の火災予防運動は11月9日から15日でありまして、ポスターは「出口のない海」の尾高杏奈ちゃんがカワイイのですが、全国統一防火標語は
「消さないで あなたの心の 注意の火。」
であります。何に注意しなければならないかは言うまでもございません。
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