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野党共闘:「安倍政権」誕生で、臨時国会は本格的攻防戦か
自民党の安倍晋三総裁の就任を受け、野党各党は21日の国対委員長会談で結束をアピールした。会談には野党色を鮮明にするのに抵抗感を持っていた国民新党が初めて正式参加。民主党と距離を置きがちだった共産、社民両党も協力路線にカジを切りつつある。「安倍政権」の誕生が野党共闘を後押ししている形で、安倍氏の第1ハードルである26日召集の臨時国会は、本格的な与野党攻防が展開されることになりそうだ。
「安倍君だろうが誰だろうが、野党が力を合わせて対決したい」
国会内で開かれた国対委員長会談で、民主党の渡部恒三氏が強調した。
これに対し、国民新党の亀井久興氏がすぐに呼応し、「安倍氏は小泉内閣の中枢にいた。小泉内閣の基本的な性格を変えることはできない」と歩調を合わせた。小泉純一郎首相に自民党を追い出された郵政造反組が主体の同党は、「小泉政治の継承」を掲げる安倍氏との対決姿勢を強めるためには「野党らしさ」に一歩踏み出す必要がある。
一方、共産、社民両党はこれまで「反自民」ながらも、安全保障政策などへの懸念から決して「親民主」という立場ではなかった。
しかし、安倍政権の誕生を控え、このスタンスは変化。社民党の福島瑞穂党首が「小泉首相よりも安倍首相の方が100倍は悪い」と指摘するなど、両党とも安倍氏の政治姿勢を強く警戒しており、両党内には「民主党とは見解が違うところがたくさんあるが、今の政治の流れを変えるためには協力が不可欠」との判断が広がる。
共闘の試金石は臨時国会の対応。国対委員長会談では、教育基本法改正案の採決に反対することや、格差社会とアジア外交を中心に安倍政権を追及することで一致。序盤からの攻勢をもくろんでいる。
民主党は小沢一郎代表の選出を正式に決める25日の党大会に社民党の福島氏、国民新党の綿貫民輔代表らを招待。党大会に他党を呼ぶのは03年以来で、共闘確認の場としたい考えだ。【須藤孝】
毎日新聞 2006年9月21日 22時40分
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/kokkai/news/20060922k0000m010138000c.html
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