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(回答先: [脅迫文]朝鮮総連議長あてに届く 封書に人間の小指も|毎日新聞 投稿者 white 日時 2006 年 9 月 20 日 20:49:35)
朝鮮総聯中央本部に対する悪質な脅迫事件に関して
- 総聯中央 南昇祐副議長の談話 -
９月１６日、朝鮮総聯中央本部徐萬述議長宛てに、「天誅」と記された脅迫文と切断された人間の小指が入った封書が送りつけられた。
「薩州思想舎侠勇会会長福元善隆」を名乗る人物によるこの事件は、これまで朝鮮総聯中央本部に対して加えられた数々の脅迫といやがらせとは異なり、人間の小指を送りつけるという常軌を逸した陰険かつ異様極まりない犯罪行為である。
今回の事件は、わが国のミサイル発射訓練を口実に「制裁」が加えられ、「金融制裁」まで追加発動されるなど、日本当局による敵対的措置が日増しにエスカレートする中で発生した許しがたい犯罪的脅迫テロ行為と断じざるを得ない。
日本当局が７月５日に「制裁措置」を発表した以後、朝鮮学校に通う児童、生徒に対する暴行、暴言、脅迫、いやがらせ事件は１１２件にのぼり、８月には朝鮮総聯湘南西湘支部会館に対する放火事件が発生している。
朝鮮総聯はこのような事件が発生する度に日本当局と当該の警察に、犯人の逮捕と取締りの強化、再発防止の対策などを強く求めてきた。
しかし、朝鮮総聯と在日朝鮮同胞を脅かすより悪質で危険な犯罪行為がくり返されていることは、個々の犯罪を追及するだけで問題が解決されるものではないことを示している。
今日、在日同胞はかつてない険悪な環境の中で生活することを余儀なくされている。
在日同胞の権利と生活を擁護する朝鮮総聯の公正な活動が制約され、「マンギョンボン９２」号の入港禁止という不当な非人道的措置により同胞の祖国往来が制限されている。
さらに反共和国、反朝鮮総聯、反朝鮮人感情が煽られ、在日朝鮮人を嫌悪し排斥する風潮が増幅していることを看過することはできない。
日本当局は朝鮮総聯中央本部に対する悪質極まりない脅迫テロ事件の真相を解明し、犯人を逮捕するとともに再発防止措置速やかに講じるべきである。
朝鮮総聯は日本当局が「制裁」措置を直ちに撤回し、朝日平壌宣言の基本精神に基づき両国の関係改善に真摯な姿勢で取り組み、朝鮮総聯の活動と在日朝鮮人の人権および生活を保障する適切な対策を講じるよう強く要求する。
2006年 9月 20日
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