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□演説不人気でまた拉致問題の手柄話を叫ぶ安倍 [ゲンダイ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2460542/detail
演説不人気でまた拉致問題の手柄話を叫ぶ安倍
結果が分かっているから、さっぱり盛り上がらない自民党総裁選。とくに本命・安倍官房長官の演説はスローガンの羅列でつまらなく、街頭演説会で唯一、拍手が起きるのは拉致問題のくだりだけだ。そこで軌道修正したのか、演説ではことさら拉致問題に力を入れ始めているという。
だが、周辺は冷ややかだ。
「『ひとりの日本人の命もおろそかにしません。拉致問題の全面解決に取り組んでいきます』と絶叫して演説を終わるようにしています。拉致問題は、麻生、谷垣候補に差をつけられるただひとつの安倍の手柄話。最大限アピールする作戦に切り替えたようです。でも常識的に考えて全面解決なんて夢。安倍だって、どこまで真剣なのか。いつまでも解決しない方が“拉致の安倍”をアピールできて得だといううがった見方もあるくらいです」（自民党関係者）
こうした“政治利用”に、民主党の鳩山幹事長がチクリとやった。
「安倍氏は自民党の役職に就いていた時にははっきりした物言いをしてきた。しかし、官房長官になって責任が取れる立場になってから、拉致問題はどこまで進展したのか」「この１、２年進展していない」
その通り。ズバリ核心をついている。
安倍は来月、「電撃訪中」して支持率を上げる作戦らしいが、首相になったら、まず平壌へ行って横田めぐみさんひとりでも体を張って奪還してくるのが先決だろう。
【2006年9月15日掲載】
2006年09月18日10時00分
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