| Tweet |
http://www.asahi.com/national/update/0911/TKY200609110200.html
漁船拿捕、検察証拠に疑義 予備審問で地裁が再提出要求
2006年09月11日19時34分
北方領土周辺海域で北海道根室市のカニかご漁船第３１吉進丸が銃撃・拿捕（だほ）された事件について、国後島ユジノクリリスク地裁は１１日開いた予備審問で、国境侵犯と密漁の罪に問われた坂下登船長（５９）に関する証拠を再提出するよう、検察側に求めた。同地裁は「検察側の証拠に疑問点がある」としており、検察も再提出に同意した。
再提出は規定により５日以内になされ、その際に同地裁はあらためて初公判の期日を決めるという。
傍聴人によると、坂下船長は審問で意見を述べる機会を与えられ、通訳を通して「早く裁判を終わらせてほしい。腰痛が心配で、歩くのがつらい。日本の医者の診察を受けたい」と話したという。
検察側は、吉進丸が８月１６日午前６時ごろ、ロシアが主張する領海内に侵入、無許可でカニなどの海産物を捕獲したとして起訴。弁護側は、吉進丸が領海侵犯したとする地図が実物かどうか疑わしいなどと指摘して「問題のある証拠が多く、事件を検察に差し戻して追加捜査させるべきだ」と主張していた。
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20060912&j=0022&k=200609120809
根室漁船銃撃 検察に再捜査命令 初公判１８日以降 予備尋問で地区裁判所 2006/09/12 07:45
【ユジノサハリンスク１１日山野辺享】根室湾中部漁協所属のカニかご漁船、第３１吉進（きっしん）丸が北方領土海域でロシア国境警備艇に銃撃・拿捕（だほ）された事件で、国後島のユジノクリーリスク（古釜布）地区裁判所は十一日、領海侵犯と密漁の罪で起訴された坂下登船長（５９）に対する予備尋問を行った。同裁判所は捜査が不十分として事件を検察側に差し戻し、再捜査を命じた。
同裁判所は検察側に対し、十六日までに捜査に関する追加書類を提出するよう求めた。捜査終了後、初公判の期日が決められるため、初公判は十八日以降になる見通し。
インタファクス通信によると、弁護側は坂下船長が持病の腰痛が悪化していることを理由に、船長を早期解放し、船長不在で公判を進めるよう裁判所に求める方針だ。
同裁判所は検察側に事件を差し戻した理由を明らかにしていないが、弁護側は検察側が提示した吉進丸の航跡を示す証拠書類の日付が拿捕の前日になっていたり、密漁の場所が明確に特定されていない点などを指摘していた。
予備尋問は検察側と弁護側の主張を聞く審理で、十一日午後、坂下船長も出席して三時間にわたって行われた。坂下船長は予備尋問後、記者団の質問には答えなかった。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
この坂下船長というのはレポ船だったそうですが、
超法規的にロシアでも無罪帰国の線が出てきたということなのでしょうか？
▲このページのＴＯＰへ HOME > 政治・選挙・ＮＨＫ26掲示板
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,ＭＬを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。