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(回答先: 自民党の県会議員がサッカーを政治に利用か? 投稿者 尾張マン 日時 2006 年 9 月 12 日 09:25:31)
http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000001123
週末土曜日の9月9日、横浜市港北区の日産スタジアム――。この日行われたサッカーのJリーグ、横浜Fマリノスと川崎フロンターレの試合を観戦しようとスタジアムに足を運んだ熱心なマリノスファンは観客席を眺めて唖然とした。
一部観客席を自民党の人々が貸し切り、そこに議員候補とみられる名前を大書した幟などがはためいていたからだ。簡易拡声器も持ち込まれ、スタジアムに入るコンコースにも自民党のポスターや幟が……。
Jリーグ発足前からのマリノスファンだという男性が憤る。
「一部の人たちは『自由民主党』と書かれた揃いのTシャツを着て、ハーフタイムなどはまるでミニ集会みたいだった。どんな人たちだろうと別に団体で試合を見に来るのは構わないが、そこに団体の幟を立てたり拡声器を使ったりするのは問題。ましてやそれが政治団体ならば論外だ。サッカーというスポーツ競技の場に政治を持ち込む姿勢に呆れた。あんなことを許せば、今後はスポーツ競技の観客席が政党宣伝の場になりかねない」
別のマリノスファンも「いかなる政党だろうが、スポーツに政治を持ち込まないというのは常識。無心になって好きなチームを熱狂的に応援する場だからこそ、政治が入り込むのだけは許せない」と語り、「意図的な政治活動なのか、軽い気持ちでやったのかは分からないが、こういうことを許したマリノスのフロントにも大きな問題がある」と訴える。
だが一体なぜ、このような事態が起きたのか。
横浜マリノスや自民党関係者によると、問題のきっかけは自民党横浜市連が結成50周年記念として計画したイベントの1つだったようだ。横浜市連が同党川崎市連と協力し、それぞれの地元であるマリノスとフロンターレの試合を支援者らとともに応援しようという企画だったという。
自民党市議の一人は「マリノス側とも協力してスタジアム2000席を貸し切り、支援者らと両チームを応援しようという話だった」と話す。
だが、スタジアムでは一部のファンが抗議。観客席の幟などは間もなく撤去されたが、一部のマリノスファンの怒りは収まらず、自民党市議のブログには批判の書き込みが殺到、マリノスファンが集まるネット掲示板にも抗議の声が集まっている。
自民党市議は「(スポーツの場を)政治利用しようという考えは全くなかった。ただ、いろいろな方から批判や指摘を受けており、行き過ぎた部分があったとすれば率直に反省しなければならない」と話す。
また、自民党横浜市連の幹部もこう語る。
「『スポーツの政治利用だ』という訴えが出ていることに驚いており、事実関係を確認している。ただ、拡声器を持ち込んだといっても演説をしたわけではないし、あくまでも地元のチームを支援者たちと一緒に応援しようという目的だったようだ。政治利用するなんていう考えはなかった」
メディア報道によれば、この日のマリノス×フロンターレ戦は日本代表のオシム監督も視察に訪れ、NHKによる中継も行われた。
前出のマリノスファンによると、マリノスは競技場内での政治的な活動について明確な規定を定めていないようだが、Jリーグは国立競技場で主管する試合(リーグカップ戦決勝、スーパーカップ)については「試合運営管理規程」に定めがある。
同規定第4条。「施設に入場しようとし、または入場した者は、運営・安全責任者が特に必要と認めた場合を除き、次の各号に掲げる物を施設に持ち込むことはできない」と定め、以下の持ち込みを禁じている。
《政治的、思想的または宗教的な主義、主張または観念を表示し、または連想させ、若しくは大会の運営に支障を及ぼすおそれのある掲示板、立て看板、横断幕、懸垂幕、のぼり、旗、プラカード、ゼッケン、文書、図面、印刷物など》
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