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(回答先: 愛国心:学生アンケートから/1 必要63% ―「毎日新聞」鳥取 投稿者 天木ファン 日時 2006 年 9 月 08 日 16:32:26)
愛国心:学生アンケートから/2 社会が悪くなる4割 /鳥取
◇教育基本法に規定すると、社会が悪くなる4割
◇感じたことあり「必要」73%/感じたことなし「不要」71%
「愛国心を感じたことは?」との問いに、「ある」と答えた学生のうち「愛国心は必要」としたのは73%、「ない」は71%が「必要ない」と回答し、対照的な判断を示した。しかし、「愛国心を教育基本法に規定した場合、日本はどんな国・社会になると思うか」でみると、愛国心を感じたかどうかに関係なく、「悪くなる」「変わらない」がいずれも4割前後で、「良くなる」を圧倒。同法に規定することの是非についても、感じたことのあるなしにかかわらず、「賛成」の割合は低かった。
そもそも、学生にとって「愛国心」とは何なのだろうか。自由記述方式で尋ねたところ、有効回答331人のうち76%にあたる251人が答えており、想像以上にしっかり書き込まれていた。
キーワード別に分類すると▽国の文化や歴史を誇りに思う心▽国を今より良くしようと思う気持ち▽帰属意識▽国を守る心▽(戦争や政治で)国に都合がいいもの▽対立の原因−−などに大別できた。
「〜を誇りに思う」と答えた人の対象は、育った国や地域、または文化や日本人であること自体だった。「〜を良くしようと思う気持ち」と考える人は、国の未来を考え、世界が今より発展するよう努力することとした。「帰属意識」では、愛着程度の人から最優先すべきものとする人までさまざまだった。
「国を守る心」と考える人は、国のために自分を犠牲にできることなどと説明。「国に都合がいいもの」とする人は、国民を操る道具との意見や国に不利な情報を率先して出さないことの理由に使われるとした。「対立の原因」と答えた人は、自国の利益を一番に考えて戦争が起こる要因になったり、地球を一つの国と考える社会を作るのに邪魔な概念とみていた。
「わからない」と答えた人は、自分の身に付いていなかったり、意識することがなく“ぴんとこない”などと答えた。「その他」としては▽日本語・日本食を愛する▽身近な人と楽しく過ごす▽せいぜい周りを思う気持ち−−から、▽思想を制限されるもの▽強要されるものでない▽サッカーなどでしか感じられないが自分の中に隠れている感情−−などと理解していた。
毎日新聞 2006年9月7日
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tottori/archive/news/2006/09/07/20060907ddlk31040026000c.html
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