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http://tsune-3.cocolog-nifty.com/non_title/2006/09/post_531b.html から転載。
2006年9月 3日 (日)
「産経」も旧日本軍の毒ガス配備を認めている
遺棄化学兵器の処理問題を「産経」が取り上げている。
概略は以下の通りだ。
中国遺棄化学兵器問題 新資料発見か、政府が調査
≪結果次第では事業見直しも≫
中国遺棄化学兵器問題で、「日本軍が中国に化学兵器を遺棄した」という中国側の主張を覆す可能性のある資料が見つかっています。
最近になって中国側の主張を覆す可能性があるさまざまな資料が見つかりました。山形県のシベリア史料館には、中国で日本軍が武装解除の際に引き渡した武器・弾薬を詳細に記した「兵器引継書」が約600冊も残っていました。受け取った中国軍の責任者の署名・捺印(なついん)があり、化学兵器だけを除外した形跡も見られません。
安倍晋三官房長官は5月、衆院内閣委員会での答弁で「(シベリア史料館で見つかった資料などについて)政府としてしっかり調査したい」と述べました。政府は、新しい事実を示す資料などが見つかった場合、事業の「基本的な枠組みが変わってくる」としており、対応が注目されます。
(09/03 12:15)
http://www.sankei.co.jp/news/060903/sha043.htm
この記事のポイントは、旧日本軍が外国に化学兵器を持ち込み、敗戦時まで保持していた事実については認めていることだ。
2番目のポイントは、記事の「化学兵器だけを除外した形跡も見られません」という記述から、山形県のシベリア史料館の600冊にものぼる「兵器引継書」に化学兵器についての記述がないらしい、ということだ。
このブログで、2006年5月25日と28日に、シベリア史料館の「毒ガス」関係資料とされるものについて、それは化学兵器の引き渡しを示す文書ではなく、通常の兵器の引き渡しを意味している、ということを指摘した。
今回「産経」が「新資料発見か」としている中の中心がそのシベリア史料館の資料だ。それ以外の資料としては、防衛庁の防衛研修所にアカ筒とミドリ筒を台湾で中国軍へ引渡した書類があったこと、中国本土で「化学兵器(毒ガス兵器)をソ連軍に引き渡したという元日本軍兵士の証言」をあげている。証言は重要だが、外交的場面では証言だけでは説得力を持たない。ましてや、化学兵器(毒ガス兵器)というのでは具体性を欠いている。
この記事を読んでいて気になったのは、何となく「赤旗」のですます調に似ていることだった。似たもの同士なのかしら。
常石さん、冗談にしろ「この記事を読んでいて気になったのは、何となく「赤旗」のですます調に似ていることだった。似たもの同士なのかしら」なんてこと書いていたら、両方とも怒りますよ、本当に。
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